無印良品の哲学に基づき、高いデザイン性と品質を追求するブランドMUJI Labo。「ラボ」という言葉をブランド名としているだけあり、素材を吟味し、細部にまでこだわった丁寧なものづくりが、商品に結実している。今回、スタイリストYAMAZAKIとエディターSUGAWARAが訪れたのは、2024年にオープンした無印良品 代官山。この冬の新作アウターがとにかくファッションプロの間で評判がいいと聞いて、深掘り取材。特に人気だという4タイプを、本気の買い物目線でとことん試着してみた!
素材のこだわり、製造工程のクリーンさが、着る人の心地よさにつながっている
S 今回、MUJI Laboの4つのアウターを試着しましたが、それぞれベーシックだけど小技が効いていて、すごく合わせやすかったです。信頼できる素材、製造工程を経たアイテムを適正価格で供給するという姿勢にも惹かれました。
Y 例えば、使用されている再生ウールの技術は日本最⼤の⽑織物産地である尾州と呼ばれる地域で長く培われてきたものだそうです。MUJI Laboを含め、無印良品で扱う衣料はそうした技術を大切にし、環境に配慮したものづくりをされてますよね。きちんとトレーサビリティを担保しているところもさすがです。
S まさに「良品」の名に相応しいアウター。ぜひ店頭で手に取って素材のよさを実感してみてほしいです。気持ちよく作られたものを、気持ちよく身にまとう。QOLの向上にもつながりますよね。
MUJI Labo
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/clothes/mujilabo/
村山佳世子に師事し、2021年に独立。雑誌やデジタルメディアなどで幅広く活躍中。身長は168cm。趣味はヴィンテージのブローチ集めとドライブ。今回の取材でMUJI Laboのダウンショートジャケットに開眼! 「シルエットも色も絶妙で、私のダウンへの苦手意識を刷新してくれました」。
SPURエディター。今回の取材で気になったのは、カシミヤ混ダブルブレストコートの洗練された美しさ。「そぎ落とされたミニマルなデザインはまさに好み。定番のデニムと合わせてデイリーで愛用したいです」。









