シュニール織とは? 愛され続ける定番柄「ハイジ」のポーチ
「ハイジ」(左上)便利ポーチ〈約H10×W20×D3.5cm〉¥14,300、(右上)ポーチ〈約H12×W20×D5cm〉¥8,800、(手前)ポーチ〈約H9.5×W16×D6cm〉¥6,050/フェイラー ※フェイラー銀座本店・フェイラー公式オンライン ショップ限定商品
エディターAKIYAMA (以下A ) 去年の夏からフェイラーに沼落ちしているというY さん、本日はそのフェイラー愛を語っていただきます!
エディターYAMASAKI (以下Y ) フェイラーといえば、やはり大人気の「ハイジ」がイチオシ。私も最初に購入したのが、「ハイジ」柄のハンカチでした。シュニール織ならではの、ふっくら厚みのある上質な風合いがたまらないです。
A シュニール織は、ドイツ・ババリヤ地方で発展してきた伝統工芸織物。フェイラーでは1948年に工程や織機などに独自の工夫を重ね、オリジナルのシュニール織を完成させたのだとか。
Y 手前のポーチは、バッグの中で迷子になりがちなリップやミラー、鍵などの小物をまとめるのにぴったりのサイズ感。右上の大きなポーチは、メイクポーチにしたい! しっかりマチがあるから、使い勝手もよさそうです。
便利ポーチの内側。
A 左上は約20年のロングセラーを誇る便利ポーチです。
Y カード入れやファスナー付きポケットなど、仕切りが多くて本当に便利。財布代わりになるのはもちろん、ペンやイヤホン、絆創膏や薬などの細かな必需品をきれいに収納できますね。
巾着タイプはトラベルポーチにも!
「ハイジ」巾着〈約H22.5×W22.5cm〉¥10,450/フェイラー ※フェイラー銀座本店・フェイラー公式オンライン ショップ限定商品
Y 巾着は次に狙っているアイテムです。1~2泊の旅行が多いので、下着をまとめて入れておくのにも重宝しそう。
A サイドにファスナーが付いているので、物の出し入れもスムーズにできますね。私はガジェット類を入れてバッグインバッグとして使いたい。Y さんが考える「ハイジ」の魅力とは?
Y 「ハイジ」のよさは、ドイツのブランドだという歴史が感じられるところ。ドイツ語で「急げ急げ」という意味の「ハイジ」は、小鳥やてんとう虫など、ドイツの野にいる小さな生き物たちが、追いかけっこをしている楽しげな田園風景が織り上げられていて。どこかクラシカルなフィロソフィーを残しつつ、背景の柄や色を変更し、常にアップデートを続けているところに惹かれます。
再現度の高さに驚き。京都国立近代美術館とのコラボレーションハンカチ
ハンカチ〈約H25×W25cm〉(左)「リチベジタブルズ」、(右)「リチキャンディ」各¥2,970/フェイラー
Y 京都国立美術館コレクションより、ウィーンと京都を拠点にデザイナーとして活躍した、上野リチ・リックスの2作品がハンカチに。フェイラーでは先染めの糸を130色用意しているのですが、1枚のハンカチに使用できるのは18色までなんですって。
A それでいて、きちんと原画のトーンを再現しているところに感動しました! 表裏同じデザインが楽しめるところも、シュニール織ならではですよね。
Y 洗濯を繰り返すことで吸水・速乾性が増していって、より柔らかい肌ざわりに。退色しにくく、型崩れしない丈夫な点も魅力的。
「ラブラリー バイ フェイラー」で見つけた心躍る動物柄
「ラブラリープリティーキャッツ」バッグ〈約H30×W25cm〉¥9,900/フェイラー(ラブラリー バイ フェイラー)
Y お次は私がフェイラーのハンカチ沼にハマったきっかけとも言える、フェイラーのギフトコンセプトショップ「ラブラリー バイ フェイラー」です。
A シリーズ名の「ラブラリー バイ フェイラー」は、LOVEとLIBRARYを組み合わせた造語。図書館でお気に入りの1冊を見つけるように、大切な人へのギフトを選んで欲しいという想いが込められているそうですよ。
Y フェイラー同様、シュニール織の品質はそのままに、ポップでクスッと笑えるデザインが特徴。猫好きにすすめたい「ラブラリープリティーキャッツ」バッグは、持ち手が長めに設定されているので、コートの上からでも肩がけできます。
「ラブラリードギー」巾着〈約H21.5×W21.5cm〉¥7,150、「コロコロパンダ」サークルキーポーチ〈約H8×W8×D1.5cm〉¥6,050/フェイラー(ラブラリー バイ フェイラー)
A こちらは「ラブラリードギー」巾着と、「コロコロパンダ」のキーポーチ。動物好きとしては、全種類制覇したいほど可愛らしい!!
Y 織物らしく、動物の輪郭やフォルムがちょっと曖昧なところも愛すべきポイントです。動物柄の小物ってプリントだと子供っぽくなることも多いのですが、これは大人が持てる動物柄なところが気に入っています。
遊び心が満載! 大人気の食べ物シリーズ
「オゾウニモチモチネコ」ハンカチ〈約H25×W25cm〉¥2,750、「オムスビコロリン」ポーチ〈約H8×W14.5×D4cm〉¥4,400、「ラブラリーベーカリー」ポーチ〈約H11.5×W18cm〉¥5,500/フェイラー(ラブラリー バイ フェイラー)
A 食べ物柄は特に人気で、即完してしまうこともしばしば。
Y 振り切った可愛さ、大胆さがいいですよね。こちらも「ラブラリー バイ フェイラー」ですが、フェイラーがこういうデザインを出しているというギャップが好きです。
A 意外性があって目を引きますね。バッグの中に忍ばせておくだけで、気分が高揚しそう!
お気に入りのハンカチを、自分らしくカスタマイズ
「ラレーヌ」ハンカチ〈約H25×W25cm〉¥2,750、ハンカチに付けた「カドゥメール」ハンカチチャーム〈約H3×W1.4×D1.4cm〉¥2,750、「Y」〈約H4.8×W2.5cm〉「A」〈約H4.3×W2cm〉ハンカチチャーム各¥2,750/フェイラー(フェイラー クリアレーベル)
A 続いては、フェイラー クリアレーベルから登場したハンカチチャームです。
Y ハンカチをパーソナライズ化して、より自分らしい持ち方ができるのはうれしいですね。パールやイニシャルも素敵!
A ピアスのように金具をカチッと留めるだけで、簡単にオリジナリティと華やかさを演出できます。友だちへのギフトにもおすすめ。
頼れる存在! 吸水・速乾性に優れたシュニール織のバッグハンドルカバー
「ユニ」バッグハンドルカバー〈約H4×W11×2.5cm〉各¥3,850/フェイラー
Y 夏場は特に、レザーバッグなどの持ち手部分に汗や日焼け止めが染みてしまうのが気になっていて。このハンドルカバーがあればその不安が解消されます。
A 大切なバッグの持ち手だけ変色するのは嫌ですよね。これはシュニール織なので、吸水・速乾性に優れていて大活躍の予感。実際に持ってみてどうですか?
Y 持ち手部分がとても柔らかくて、ハンドルカバーを付けることで手の負担も減る気がします。
A 内側の面ファスナーで、ハンドルをしっかり固定できるところも機能的です。
幅広いスタイルに似合う、シックなミニボストンバッグ
「ユニ」ミニボストン〈約H15×W22×D9cm〉¥28,600/フェイラー
A フェイラーはハンカチやポーチなどの小物が多い印象ですが、こういったシンプルなバッグも売っているのに驚きました。銀座本店でも人気のアイテムだそう。
Y 私も初めて見ました! 本革を組み合わせているので、よりエレガントな佇まい。スタイルはもちろん、年齢や季節を問わず使えますね。
A シュニール織のボディは軽量な上に、生地がへたりにくいのでヘビーユースできそう。シンプルな着こなしに映える赤は、スタイリングの盛り上げ役にもぴったりです!
“推し柄ハンカチ”をエディターがセレクト!
「スプリントホース」ハンカチ〈約H25×W25cm〉¥2,750/フェイラー、「ミックスカラー」ハンカチ〈約H25×W25cm〉¥2,750/フェイラー(ラブラリー バイ フェイラー)
A 最後は、今日の取材で惹かれた推し柄のハンカチをそれぞれご紹介! 私は馬柄が好きなので、「スプリントホース」を見つけた瞬間にときめきました。チェス盤をイメージした背景のブロックチェックや、カラフルな蹄鉄にフェイラーらしい遊び心を感じます。初フェイラーはこの子に決めた! この後買って帰ります(笑)。
Y 私はラブラリー バイ フェイラーから「ミックスカラー」をチョイス。ラブラリー バイ フェイラーはポップな柄が多い中、比較的シンプルな柄に意外性を感じました。相手の好みが分からない場合や、好きなものがはっきりしていない人へのプレゼントにも、シンプルで可愛い柄は重宝しそうです。
知れば知るほどファンになる、大人の可愛さと実用性を両立したブランド
Y 去年の夏、フェイラーにはこんなに素敵な柄がたくさんあるのだと知ってから、一気に10枚買った月もあるほど沼にハマっています(笑)。次はフェイラーの小物をゲットしたいです。
A シュニール織の美しさはもちろん、吸水力の高さやヘビーデューティなところに好感が持てます。繰り返し洗濯しても丈夫なので、20年間も同じハンカチを使っているとフェイラーのPRの方が言っていたのも印象的でした。
Y フェイラーとラブラリーでは、月にそれぞれ約2柄ずつ新作が登場しているんです。
A ほぼ毎週新作が出ている状態はすごい……!
Y 人気の柄は売り切れも多いので、どうしても欲しいものは、フェイラー公式オンラインショップに会員登録して入荷待ちするのがおすすめ。どこか推し活に近いものがありますよね(笑)。
A 次にどんな柄が新たに出てくるのかが気になって、沼から抜け出せなくなりそうです!