ニッチフレグランス、流行っていますよね。これまで香水に疎く無臭で過ごす日も珍しくなかった私も、香りの世界の扉を開けるべくお買い物に行ってきました。駆け込んだのは、フレグランスブームの火付け役とも言えるNOSE SHOP。香水のセレクトショップとして新宿にオープンしてから5年となる今年、新しい店舗が続々と開業し、全国10店舗にまで拡大しているそう。波に乗っていますね。 私が選んだのは、ニコライというブランドの香水。シンプルでいて上品なパッケージが気に入り眺めていたところ、ショップスタッフさんがブランドの背景を教えてくれました。 もともと調香師は男性の職業とされていたいたのですが、女性調香師パトリシア・ド・ニコライがそんな伝統を打ち破り創業したのがこのブランド。彼女はガラス張りのラボを設けることで、それまでブラックボックスにされていた香水作りの過程を公開したそうです。 ずら~っと香水が並ぶお店で正直どれを買えばいいのか分からなくなっていた私、そんな素敵なブランドストーリーを聞いて「これは推せる!!」とニコライのなかから香りを選ぶことを決意。どれかひとつ買う予定が絞り切れずふたつ買ってしまいました。 オードトワレの「ニューヨーク」は、インセンスがベースに含まれた香り。私は嗅いだ瞬間、古刹を連想し、大人っぽい知性を感じました。自分に足りない要素を補ってもらえることを期待し購入。もうひとつの「ラノスタルジー」は、ライラック、ローズ、ジャスミンなどのブーケに顔をうずめたような華やかな香り。オーフレッシュということで軽やかに香るので、自分の気分を上げるのにぴったりです。 今回はNOSE SHOPのプロフェッショナルなスタッフさんのおかげで、香水に詳しくない私でも、香り選びを心から楽しむことができました。これからも少しずつ買い足しながら、鼻を鍛えていきたいです! 路地裏の美容天竺からこんにちは 色っぽい香水が欲しくなってきた 【SKB】深夜のこっそり話 1971年、イノセント・ラブの香り エディターMATSUI 自分でも着られる服を常に探している身長148cm。動物が大好きで、サラブレッドに癒される目的で乗馬にゆるく通っています。趣味は経済ニュースを見ること。 記事一覧を見る