ウェス・アンダーソンも夢中? 香港発【oddity.】の香水

早いものでもう1ヶ月経ってしまいましたが、GWに台湾に行ってきました。美味しいごはんを食べ、視界に入ったかわいいものを片っ端から買い、とにかく満喫。台湾といえばごはんのイメージがあったのですが、おしゃれなお店がたくさんあり、財布の紐はゆるみまくり! 中でもMICHISHITAがおすすめしてくれた雑貨店「地衣荒物(EARTHING WAY)」で見つけた香水が素敵すぎて、買ってしまいました!

ファンが多い、あの人気映画に登場する香水のモデル?

oddity.の香水

オブジェのようなボトルパッケージが印象的な「oddity.」は香港のデザインスタジオが率いるフレグランスブランド。希少価値の高い芳香原料を使用しており、香りのネーミングもユニーク。調べてみると、日本にも半年ほど前に上陸していたようで、ECで購入できるサイトもある模様。現地で購入した方が気持ち安いかな、という程度でした。

朧げな記憶ながら、購入する際に店員さんから「映画『グランド・ブタペスト・ホテル』のモデルになった香水なんですよ」と教えてもらいました。日本に帰ってから調べてみても公式の情報では見当たらなかったのですが、有力な情報が。作中に登場する架空の香水「L'Air de Panache」の調香師であるマーク・バクストンが、この「oddity.」も手掛けているのです! これはもう、どこかで繋がっているはず、と信じて使っています。

一見ダークなムードの「Dead Air」をチョイス

oddity.の香水パッケージ
香りの説明書や手書きでシリアルナンバーが記載された証明書も同封されています

私は店頭で試して、「Dead Air」という香りをセレクトしました。退廃的な影、不気味なファンタジー、などがキーワードで、一見重たい香りのようにも取れるのですが、意外にもウッド系のさわやかな香りなんです!

フルーティさのあるダバナやバイオレットリーフからナルシスのミドルノートへ。ベースにはデーツの甘さやオークウッドのスモーキーさがあるので、全体を通して大人っぽい香りです。

モダンなパッケージにも秘密が!

oddity.の香水のキャップ

モダンなパッケージの中で特に目を引くボトルキャップは、木の廃材を樹脂でカプセル化し、アップサイクルしたもの。絶妙に見え方が異なる一点物なのも、より”自分のもの”感が出てうれしいポイント。実際に店頭で購入した際も、在庫の中で好きなボトルを選ばせてもらいました。また、外箱も香港の印刷会社と協力して、環境への影響を最小限に抑えた包装になっているのだそう。あらゆる点で推せます!

さらにユニークなのが、このブランド、香りごとに音楽のプレイリストもあるんです。詳しくはそれぞれの香りのページから飛んでみてください。

足を踏み入れたばかりのおしゃれニッチフレグランスの世界……まだまだ目が離せません。

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エディターKAGOHARA

メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。

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