乙女系万能薬

4月号を絶賛入稿していた先日、スタイリストの飯田珠緒さんから経費請求書が届きました。封筒を開けると、コロンっと出てきたマッチ箱のような四角いケース。漢字ばかりが羅列されたパッケージの中央には「萬應白花油」と記されていました。「台湾のお土産です」と一言添えられたメモをみて、納得! さりげなく、そして思いがけない心遣いに、ひとり泣きそうになりました。そういう人に、私もなりたい。

 話が逸れましたが、肝心の白花油は縦3センチほどの小さなボトルに入っていて、こんなに乙女チックな見た目。私は知りませんでしたが、台湾、香港では有名な薬用複合油なんですね。肩に塗れば、すーっと楽になりました。こめかみに塗れば、目が冴える冴えるっ!
ここ数日で、これが無いと生きていけない!! というほど依存中です。なにより、使う前にこのボトルを愛でるだけで癒される。やっぱり、乙女チックなものって素敵なパワーがありますね。



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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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