2016.02.19

手前味噌ですが

5年ほど前から、この時期には毎年味噌を仕込んでおります。ほら、素敵な暮らしをしてる人ってみんなお味噌作ってるじゃないですか! んで、野田琺瑯の「ラウンドストッカー」使ってるじゃないですか! 私もあれを使いたい、とかなりミーハーな理由で作り始めたのですが、こんなに続いているのは、単純にすごく簡単で、そして美味しいから。

材料はここ数年はパルシステム(生協)で一式調達しております。大豆と、米こうじと、塩。大豆を煮たり、潰したりと時間と手間のかかる作業も、文明の利器・圧力鍋とブレンダーさえあればラクラク。柔らかく煮て潰した大豆に、米こうじと塩を入れて混ぜ、容器に詰めたらあとは待つだけ。半年たったころから自家製の味噌が食べられます。

初めて作った味噌の味見をしたとき、あまりに美味しくて、思わず冷蔵庫の生野菜を取り出してきてひとりディップパーティを開催してしまったのを覚えています。きゅうりに味噌つけただけで、ビールが進む進む。もちろん、お味噌汁に使っても、なんだか深くてコクのあるお味のような……まさに「手前味噌」ですが、こんなわずかな手間で、1年美味しい味噌が楽しめるとあれば、やらない手はない!と思うのです。最近ではジップロックを使って、少量だけ作るレシピもあちこちで発表されているので、初めてのかたはそれでもよいかもしれません。

ちなみに、梅干しもしばらく前から手作りしています。こちらも、ジップロックで1kgずつ漬けるレシピにいきついてから、ずいぶんと気軽に作れるようになりました。きゅーっと酸っぱい昔ながらの梅干し、こちらも白米が進む進む。糖質オフがまったくはかどりません……

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。

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