2016.03.30

我が家のうつわ事情

小さきものには無条件にときめくという本能ってありますよね。私の場合、その生来の情熱はいまうつわに注がれており、我が家にて増えつづけています。


写真右から、こちらは西荻窪のモロッコインテリア専門店「MOROCCO Marche」で、モロッコらしいカラフルなペイントに惹かれて衝動的に購入したうつわ。こちらには、サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリをいれて玄関に置いています。そしてその横にちょこんと置いたのは、外苑前の「Swimsuits Department」というヴィンテージショップで手に入れた、196070年代のドイツ製のアルミトレイです。いくつか動物の種類があり、これはおそらくふくろう?のような気がしているのですが、たぶん。デフォルメされた、どこかとぼけたような表情が心憎いです。このサイズにはアクセサリーがぴったり、と日々愛用するリングを入れることにしました。最後に、直近の新入りは、amabroというブランドの「MAME」皿。椿紋輪花という名前がついているこのお皿の、花のようなフォルムと、華やかで上品な金の輝きにひとめぼれ。本来ならば、いくつか食卓に並べ醤油皿として使ったり、ささやかな豆菓子なんかを載せたりするというのが正しく美しい使い方だと思いますが、いかんせんひとり暮らしではなかなかそういった出番はなく。醤油は豪快にかけますし、菓子類は「袋から直」が基本です。ということで食器として使うよりも、部屋で活躍してもらうことに。さてこれには何を入れようかしら、それとももう入れずに置いておくだけでも綺麗だなー、と妄想は膨らみます。

ただ「使えるから欲しい」ではなくて、もうそのものの魅力に心奪われ、後先考えずに買ってから使い途を考える、という無謀なショッピングも、どうしてもやめられない。小さきものも積もればなんとやら、物が増えていく一方です。でも幸せです。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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