2016.05.11

台北旅の必読書、あるいは台北子連れ旅

台湾のことばっかり書いててすみません。連休を利用して、また台北に出かけてきました。休みが合わなかったため、自分だけ遅れて家族と合流、3歳児をバトンタッチしてそこからは母子二人旅、という変則スケジュールです。子供と台北には何度か出かけていたのですが、面倒を見る大人が自分ひとりというワンオペ海外旅行は初めて。多少の不安もありましたが、結果的には楽しく過ごせました。

今回の旅の参考にしたのはこの3冊。
まずは内田真美さんの「私的台湾食記帖」。さすが料理家さん、しかも20年以上台湾に通われているというだけあり、出てくるお店のすべてがとにかく美味しそう! 今回これを見て行ってみた店、どれも大正解でした。
「わたしのすきな台北案内」は、エッセイストの柳沢小実さんが書かれたもの。おとなの女性の好きなものが、ものすごくバランスよくつまっているという印象です。家族旅行のときはこまこました可愛いもの(雑貨とか、うつわとか、お菓子とか)のお店は何かと後回しになりがちですが、今回は母子二人だったため、存分に親の趣味につきあってもらいました(笑)。
最後に、イラストレーターの佐々木千絵さんの「子連れ台北」。これ、個人的にお子さんとの旅行を考えている人には本当におすすめです! 街中で遊べる公園とか(幼児はとにかく公園が好き)、雨の日ならではのアクティビティとか(雨の外出は地獄・・・)、役立つ持ち物とか、とにかく目からウロコな情報がびっしりでした。

昔はバックパックで長距離列車に乗ったり、ビーチで一日酒を飲んでごろごろしたり、やりたい放題の旅をしており、正直「台湾なんて女子供の行くもんだ」的な、無駄な反骨心があったわけです。でも、すぐ行けて快適で、ご飯が美味しくて人が親切。子供をもってからは特に、すっかり台湾の虜になってしまいました。今まで台北にしか行ったことがないので、次は絶対に台中と台南にも行ってみたい。

最後にプチ情報を。ここ数年盛り上がり続けている台北旅行ブーム。人気のレストランの予約が、どんどんとりづらくなってきているように感じます。昔は現地に着いてから、ホテルの人に予約をとってもらっていたのですが、ハイシーズンに限られたスケジュールの中で絶対絶対この店に行きたい! という場合は、日本から予約をして行ったほうがいいかもです。中国語がしゃべれなくても、レストランやホテルのメールアドレスにメールを送れば予約してくれるかと。今回泊まったのは小さなビジネスホテル的な宿で、日本語を話せるスタッフももちろんいなかったのですが、試しに英語でメールを送ってお願いしてみたら即、何軒もの予約を代行してくれました。ああ親切!

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。

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