キーホルダーやポーチ、ボールペンなど、お土産やプレゼントなどでもらうことも多いせいか、なかなか積極的な気持ちで買わないアイテムがあります。私にとってその最たるものがキーホルダー。実は、覚えている限り、キーホルダーを買ったことがありませんでした。けれども、「初めて自分のために買いたい」と思えるキーホルダーに出会ったんです。それはポスタルコの真鍮製のもの。
鍵を通していないと、一見ピンのように見える、用途の分からない感じが面白いな、とまず惹かれました。左のベージュの玉は、水牛の角を加工したもので、 一点ずつ色味や形が違うというのも特別感があります。また、キーホルダーを使う上で、バッグから落ちにくいデザインであることも重要ですが(わざと大きいチャームのものを使っていたこともありました……)、この形状だと鍵がキーホ ルダーに垂直に通るため、落としそうになった時もいい感じでポケットなどに引っかかってくれます。
日常に使うものをちょっとだけ良いものに変えると、それだけで毎日が少し豊かになる、そんなことをドアを開ける度に思い出させてくれるキーホルダーです。
エディターMORITA
物心がついた時からパンツ派。今、一番興味があるのは、どうやったら居心地のよい部屋で暮らせるのか。美容、アート担当です。