5月14日にアップした「海鮮・台湾スタイル」に、この国の南のリゾート地、墾丁について書きました。そう、とてもアジアらしいギンギンギラギラリゾートなんです。
滞在二日目、ちょっとドライブしてみることにしました。海岸沿いに東へ。中心街を離れると、生い茂る草木と紺碧の海のコントラストが美しい、のどかな景観へと一変。ときどきポツンポツンと現れる家や商店が、台湾の人々の素朴な生活を垣間見せます。ところがそんな空間に突如、スーパーモダンな真っ白い建物が現れました。
急いで車を停め、なんじゃなんじゃとのぞいてみると、カフェが見えました。ちょうどのどが渇いていたので入ってみます。突然、都会に舞い戻ったかのようなテイストのインテリア、ラップトップとにらめっこしたりおしゃべりに花を咲かせるノマドな若者がちらほら。レトロな医療用ライトが天井のあちこちからぶら下がっています。
聞くとここは “HOTEL de PLUS”というデザインホテルでした。目の前には海だけという贅沢な景色に、日々刻々と変わる光の表情を楽しめるよう、あえてイレギュラーに配した窓、それぞれ違うスタイルでデザインされた部屋が特徴です。
ホテルに宿泊せずとも、海の見える気持ちのいい広い庭に集い、置かれたデザイナーズチェアに座ってのんびりしたり、カフェでお茶をしていく人たちも多いようです。看板犬でしょうか、人々の間を自由自在に縫うように歩き回るワンちゃんにも癒されます。
墾丁のギラギラにちょっと疲れたら、ここに宿泊して静かなときを過ごすというのもいいかもしれませんね。夜は一面の星がきれいだそうです。
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。