なんてらくらく、梅仕事

6月になるとinstagramやらでがぜん盛り上がってくるのが「梅仕事」についてのポスト(今見たら#梅仕事 ってハッシュタグ、30,000件以上もある!)。「観葉植物に水をやる」と書いたメモをもう4日も放置している(ことに今気づいて焦っている)絶賛ずぼら人間の私ですが、「梅仕事」に関しては、“季節を感じるていねいな暮らし”の時流にだいぶ前からのっております、フフフ。だってめちゃくちゃ簡単で美味いから。

社会人になりたての頃から作っているのは、自分が飲むための梅酒。「梅+ホワイトリカー+氷砂糖」が基本ですが、お酒をブランデーに変えたり、焼酎に変えたり。氷砂糖も、黒砂糖とかはちみつとかでも作れます。年をとったせいか、最近は甘いお酒をあまり飲まなくなったので、ここ数年は梅シロップに転向。写真は数週間前に作ったもので、もうそろそろできあがり。甘酸っぱい味は、大人も子供も大好きです。

そしてそして……みなさんに是非!おすすめしたいと思っているのが「ジップロックで作る梅干し」。梅干しって、本気で作るとなると大きな容器やら重しやら、あとカビの心配やら、準備と工程がいろいろ面倒くさいんですが、このやり方で用意するのは基本的にはジップロックと梅、塩だけ(砂糖や赤紫蘇などはお好みで)。1袋1キロから作れます。袋のなかに梅と塩を入れて閉じ、一日数回ゆすったりひっくり返したりを続けるだけで、数週間でこんな状態に。このまま梅雨があけるまで放置しておいて、晴れの日が続くようになったら、戸外で3日間干せば出来上がりです。

秋、新米が出回り始めたら、つやつやのごはんを手作りの梅干で……考えるだけでよだれが出てきます。今年はもう梅の季節は終わってしまいましたが、来年にでもいかがでしょうか?

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。

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