「GEA」にレストランがオープン！

SPUR本誌でも紹介したことのある、山形県寒河江市のいわゆるデスティネーション・ショップ「GEA」。なんと、ここにレストランがオープンしていたのです！

地元・山形の食材を使った料理を、山形の作家による器で供するというのがコンセプトです。メニューはすべてお任せコース（￥5,000）。この日は6皿＋デザートというラインナップでした。写真上は「Kanbeガラス工房」の美しいブルーの皿を水面に見立てた、味も見た目も麗しい、ニジマスと春菊の料理。写真下は、「エヌワークス」のウッドボードを使い、ガザエビやホタテ、豆やじゃがいもが”森のご馳走”のような世界観で盛り付けられています。

デザートはさすが寒河江、さくらんぼ（紅さやか）の冷菓でした。涼しげなグラスの下にしいてあるのはさくらんぼの葉っぱという粋なあしらい。

ショップと同じく、「GEA」を象徴する酒蔵をリノベーションした贅沢な空間で、ゆったりと食事を楽しめます。

この季節、寒河江は鮮やかなグリーンに包まれ、田畑は豊かな実りを予感させ、そぞろ歩くと清流の音が心地よく聞こえてきます。そんな光景をギュッと凝縮させたかのような食体験を目当てに、山形からちょっと足を伸ばしてはいかがでしょうか。