スノードームの季節

世界を小さなガラスの球体に閉じ込めて飾るなんて、誰が考えついたのでしょう。1889年のパリ万博でエッフェル塔を模したスノードームが人気になったのが、世に広まるきっかけだったというのは、万国博覧会という、世界が急速に近くなった19世紀末の時代の空気とマッチしていたのかも知れません。

我が家のスノードームは猫。雪のなかを歩いていた黒猫が、何に気をひかれたのか、ふと振り返った様子をモチーフにしています。素朴な作りだけど、動きの表現がリアル。オーストリアで1900年から続く老舗ヴィエナスノーグローブのもので、今でもひとつひとつ手作りされているそうです。

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エディターIWAHANA

日々、モード修行中。メンズとレディースを行ったり来たりしています。書籍担当。どうぞよろしくお願いします。

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