驚くほどストレスフリーなレザーバッグ

一昨日から、SNSのタイムラインに流れてくる投稿がフジロック一色です。みなさま、実に楽しそうです。「3日間、遊び倒すよ〜!」なんて気合い入りまくりのコメントの最後に「#大人の夏休み」なんてハッシュタグまで付いたりして。もう文字が踊ってますよね。この週末も怒濤の入稿作業に追われている身としては、本当に羨ましいです。今の心境だと、この浮かれたタイムラインに悪意すら覚えてしまいそうなので、今日はなるべくSNSを見ないように過ごそうと思います。おっといけない。初っ端から湿っぽい話でスミマセン。

フジロックには行かずに、今日は何しようかと思いを巡らせながらこれを読んでくださっている方に、お勧めしたい企画展があります。南青山のセレクトショップ Graphpaper で昨日からスタートしている『機能や素材の研究所 = LABO』。レザーブランドの「ED ROBERT JUDSON」が実験的なアプローチから始めたニューライン「ED ROBERT JUDSON β」による企画展です。
見どころは2つあります。まずは、今回の企画展に合わせて発売された新作のレザーバッグ。

3サイズ展開のトートバッグ(写真はMサイズ)に加えて、バッグパックとショルダーバッグの全3種類。柔らかく光沢のあるカウレザーを使ったシンプルなデザインが魅力的ですが、一番の驚きは、どれもその見た目からは想像できないほど軽くて持ちやすいこと。ここが、実験的アプローチを採用したニューラインの「β版」たる所以です。

よーく見ると、ハンドルの付け根にバネが内蔵されていて、持つ時にそのバネが伸縮することによって、肩にかかる負荷を軽減してくれるんだとか。「その軽さ、エコバッグ並み」と言わんばかりにストレスフリー。これは是非とも実物を持ってみて欲しいです。ちなみにトートバッグは、Sサイズが¥69,000Mサイズが¥82,000。値段はかなり張りますが、飽きのこないデザインはずっと長く使えるし、まあ物は考えようです。

最後にもうひとつの見どころは、植物を使った空間演出。空間プロデュースを手掛けるUI PRODUCTとのコラボレーションアイテムが並ぶ、まさに実験的ムードの店内も必見です。期間中は展示だけでなく予約販売も受付けているので、ぜひ会場へ足を運んでみてください。企画展は、7月31日(日)までの開催です。今頃フジロックを満喫している方も、帰って来てから見に行けますね。それでは皆さま、どうぞハッピーな日曜日を。

“エディターHAYASHI”

エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。