アイブロー迷子歴10年。ようやく納得できるアイテムを見つけました。ボビイ ブラウンのロングウェア ブロー ジェルとブラシ、地味にスゴイ!
眉尻の毛がほぼないので描き足しているのですが、たいてい夕方鏡を見る頃には消えています。“ナチュラルながらも落ちない眉”を目指して、今までありとあらゆるアイブローを試してきました。その変遷を辿ると、まずオーソドックスなペンシル型。これは芯が柔らかいと濃くなりすぎるし、逆に硬いと描きづらい。塩梅が実に難しいんです。次に最近トレンドのリキッドペンシル。こちらは5回ほど使うと、筆に液が溜まって固まり、描きづらくなることがしばしば。最後にパウダーアイブロー。“いかにも描きました”風にならない、ほんわり自然な仕上がりを追求するとパウダータイプに行き着きますが、いかんせん落ちやすいことがほとんどで……。
あーもう、どうしたらいいの!?
と、悩んではあれこれ試して10年ほど経った頃にこのアイブロージェルに出合いました。 はじめて試した時は、思わず「これだよ…」と感嘆の声が漏れました。
ジェルは生チョコのような絶妙な硬度。それを斜めにカットされたブラシで取り、眉尻の理想の位置にトントンと置いて滑らせるだけで、まるで今そこに毛を生やしたかのようなごく自然なラインが描けるんです! ポイントは、線のかすれ具合。このかすれによってわざとらしく見えず、“自前風”の眉に仕上がる。またブラシは硬く強度があるため、ヘタることなく線が引けます。ブラシを縦にして眉山に毛を描き足したり、眉の下にブラシを滑らせて影の効果を狙ったり自由自在。そして、夜まで見事に落ちません! さすが、汗水に強いウォータープルーフ処方。この上からパウダーを打てば万全です。
こんなに優秀なアイブローアイテムはなかった、と断言したい。
・ロングウェア ブロー ジェル¥3,400
・アイブロー ディファイナー/アイグルーマー デュアルブラシ¥4,300
決して安くはないけれど、そのパフォーマンス力を考えれば頷けます。カラーも7色あるので、ボビイ ブラウンのカウンターで自分の髪や肌に合う色を試してみてくださいね。
エディターITAGAKI
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。