今の家に越してきて約2年半。当初は、毎週末のようにインテリアショップに通っていましたが、時とともにトーンダウン。しばらく巣づくり欲求が鳴りを潜めていたのですが、ここにきて、スパーク中。今は、「あったら便利だけど、なくてもなんとかなる」ために、買うことを先延ばしにしていたものを集めています。
そんなもののひとつが、ブレッドナイフ。学生時代に、パン屋でバイトをするほどパン好きだったにもかかわらず、実家を出てから約10年、ブレッドナイフのない生活を送っていました。一人暮らしなので切り分けるようなパンを買うことは少ないのですが、誰かが来た時に必死に包丁でパンをカットする度、なんでこの間出かけた時に買わなかったんだろう、といつもため息をついていました。
そんなずるずるから脱出すべく、ようやくブレッドナイフを購入。買ったのは、ハチのマークでおなじみのフランスのカトラリーブランド、ジャン・デュボのもの。ナイフを握るとハチがこちらを向く愛らしいデザインは、使う度に愛着がわきます。しかも柄の色が15色から選べるというのもうれしい。私は迷った挙句に“チョコレート”をセレクト。最近は、このブレッドナイフを使いたいがために、バゲットを買う毎日を送っています。
エディターMORITA
物心がついた時からパンツ派。今、一番興味があるのは、どうやったら居心地のよい部屋で暮らせるのか。美容、アート担当です。