強風の日の乾燥とヘアオイル

「指が痛い！」と思って見たら、髪の毛が指の腹の皮膚の下まで刺さっていた。ということが時折起こる、髪圧高めの人生を歩んできました。雑誌に髪質別のヘアカタログが載っていれば必ずチェックするのは、硬い、太い、多い。最近そこに加わった悩みが、乾燥です。もともと乾燥しやすい髪質だそうで、パーマやカラーリングを繰り返した髪は常に水分不足。なのに、心惹かれるのは（ないものねだりが世の常なのか）、ラフで動きがある、ちょっとボサっとしたヘアスタイルなのです。ああ悲しい。美容師さんの腕によってかなりの部分をカバーしてもらえても、最後の敵は乾燥によるゴワゴワ感。髪の毛が乾燥していると、ラフではなく雑、ボサボサではなくバサバサに見えてしまうのです。

そんな悩みを抱えてヘアオイルをあれこれ試した結果、調子がいいのがukaのヘアオイル「Windy Lady」。先日編集Tが紹介していたukaの「Rainy Walk」が雨の日の広がりやうねりを抑えるオイルなら、「Windy Lady」は風の強い日の乾燥や静電気を防いでふんわりまとめてくれるオイルです。使用感はベタつかないのに、うるおって柔らか。これまで試した他のヘアオイルでは、毛が太い、つまり表面積が大きくて毛量が多い私だと、過剰にオイリーに見えてしまい鏡の前で呆然とした日もありました。でも、これはオイルがさらっと髪に馴染み、見た目もちょうどいい艶感になってくれます。イランイランの甘い香りも素敵で、攻撃的な髪を落ち着けてくれるような、そんな気分にまでしてくれる。なんて、ありがたい。

編集Tも書いていましたが、本当にあの頃の自分に教えてあげたい。ヘアケアの進歩に心から感謝しているこの頃です。