お宝がざくざく見つかるヴィンテージショップ

ヴィンテージショップで「これだ!」というお宝に出合えた瞬間が、たまらなく好きです。というわけで今回のNY出張での戦利品を紹介します。ANNA SUIのデザイナー、アナさんも行きつけというヴィンテージショップMarlene Wetherellにてゲットしました。こちらは、編集部員が毎回NY出張のたびに訪れては、自分にとってのお宝を掘り当ててくるお店です。イヴ サンローランのジャケットや、ジバンシィのドレスなど、美しく希少なヴィンテージアイテムが小さな空間にぎゅぎゅっと詰まっているのですが、なんといっても素晴らしいのは、“適正な価格”なんです。昨今のヴィンテージブームによって、やたらと古着が値上がりしている傾向が見受けられますが、ここは違います。けして安くはないですが、いいものを、きちんとした価格で売っている良心的なお店。みなさん、安心して足を運んでください。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回ゲットした戦利品は、80年代頃と思われるボッテガ ヴェネタの巾着バッグ。かなりのミニサイズです。アイボリー色のとろけるようなサテン地に、シルクのタッセル、ゴールドビーズのロープが異国情緒の趣を添えています。

これ、ぱっと見ただけではボッテガ ヴェネタと少しもわからないですね、とショップスタッフに言ったところ、「裏返してごらん」と。そこでバッグをひっくり返してみたところ……

こんにちは、イントレチャートです!

ああ、なんて心憎い。あくまで底なので、けして他人からみえることはないんですが、持つ者にしかわからないリュクスな仕掛けに、“みぞみぞ”しましたね。

ちょっとインフォーマルではあるけれど、着物に合わせて持ちたい。80年代のレトロモダンな薫りを運んでくれそうです。でも本来はヨーロッパの人々がドレスにエキゾチックな味付けをするために作られたものなので、ドレスにはもちろん、あえてカジュアルな普段着で持つのもよいなぁと思っています。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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