“さわやか”のはなし

最初に申し上げますと、今回はおしゃれなトピックではありません。でもあまりにも感動したのでその件を記させてください。きっかけは、静岡出身の人におすすめを聞いたら「やっぱり『さわやか』かな」と言われたこと。それは一体何なのかと聞き返すと、「え？知らないの？」と得意気な表情なんです。それが「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」でした。もうグルメな皆様はとっくにご存知かと思うのですが、静岡限定のファミリーレストランです。しかもただのファミリーレストランではない。端的に言うと、衝撃的に美味しいハンバーグが食べられるんです。ついに先日、そこに足を運ぶことに。訪れたのは東京から一番近い御殿場インター店。日曜日だったのですが、驚きの4時間待ちでした……。駐車場からも車が溢れかえっている。

 
眼前にそびえる富士山の迫力がすごい。名簿に名前を記入して、一旦車を走らせ御殿場アウトレットへ。ショッピングをすませて戻ると、少し待って店内に入れます。まず「かんぱいドリンク」を注文すると、店員さんが乾杯の音頭をとってくれます。ジュースで舌を潤しながら注文した「げんこつハンバーグ」を今か今かと待ちます。

そして、ついにハンバーグが！ 店員さんが目の前で焼いてくれるハンバーグは、表面は固めで歯ごたえがあり、中身はとろとろのレアなんです。今までにこんなハンバーグは食べたことがない。とにかく、そのコントラストに病みつきになります。「絶対食べたほうがいいよ！」と静岡の方に太鼓判を押されたとき、そんなに？と一瞬でも疑った自分を恥じました。美味しいお肉に舌鼓を打つうちに、あっという間に完食。食後には「三ヶ日みかんヨーグルト」まで食べて、お腹いっぱい。ファンが多数いることも大いに頷けます。こんなレストランが身近にある静岡の方が羨ましい。今思い出しながら書いていて、すぐに食べにいきたい気持ちです。