90年代終わりに夢中だったドラマ「アリー・マクビール」の台詞で「一日の終わり、足を揉んでくれるだけの人でいいのに」みたいなくだりがありました。あ~分かる分かると深い共感を覚えてから何十年。立ち仕事でパンパンになった足のむくみやだるさは一生お別れできないものだと思っていたのですが、先日こんな救世主が舞い込んだんです。
メイクアップアーティストの友人からの贈り物です。アティーボ・ハイソックス、弾性ストッキング界の大吟醸と名付けたい。なぜってふくらはぎと足首の圧がハンパないんです。例えるのなら、角界でも握力ナンバーワンともいわれる魁皇が、ふくらはぎを背後からガッシと掴んでドスコイドスコイと押してくれているような快感。
メイクアップアーティストは立っている時間が極端に長い仕事です。「現場ではこれを履いているんだけれど、疲れ方がまったく違うから」とやはり立ち仕事が多い私にプレゼントしてくれたのですが、この靴下のおかげで人生変わった!と言えるくらい足のむくみが軽くなりました。一日の終わりの丸太のような重~い足が、劇的にラクになったんです。
血行障害をもっていたり、糖尿や神経障害などで治療中の方は医師に相談を。本気の着圧靴下、機動力あふれる働きマンにおすすめします。
エディターIGARASHI
おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。