ひとりっP先輩に薦められたザ・ノース・フェイス

「アナタ、悪いことは言わないから、それ絶対に買ったほうがいいって」。

世界各国を絶賛パトロール中、つい先日書籍まで出版したひとりっPこと前SPUR編集長のセリフです。ザ・ノース・フェイスの展示会でともに新作を見ていたときのこと。とあるダウンジャケットを手に取り、テレビ通販も真っ青の実演販売が始まります。

「何しろ薄くて軽いから、秋冬はもちろん、春先や夏でもちょっと肌寒い機内とか、全然着れちゃうのよ」。

ふむふむ、ダウンだけどオールシーズン行ける。

「それにパッカブルだから持ち歩いてもかさばらないわけ」と、手をひらひらさせながら熱弁。これは旅好きのひとりっP先輩らしいリコメンドポイント。

「ここが丸首っていうのもポイント。コートの中に着ても見えないわけよ」。細かいディテールへの着眼点も、まさにひとりっP先輩的。というわけで、そのとき自分はこれをそんなに必要としているわけではなかったけど、迫力に押されて買いました。

ところが買って大正解。後から知りましたが、こちらは「ライトヒートカーディガン」という名称なんですね。アウターでなく、カーディガン。たしかに文字通り羽のように軽くノーストレス! ダウンにありがちな「蒸れる」「重い」「動きにくい」の三重苦がまったくない。カシミヤのカーディガンの着心地と相違ない、と言っても過言ではありません。アウターとしてももちろん機能しますが、私はしばしばコートの下のインナーダウンとして着ています。今の季節、「厚いウールのコートはもう着たくないけどトレンチじゃ肌寒い」なんてときに仕込んでいます。日中、気温が上がったら脱いで丸めて、付属の袋にギュッ。私はひとりっP先輩ほど旅行しませんが、東京の日常生活でもパッカブルはやはり便利ですよ。

収納という面でもパッカブルが有効なことに気づきました。そもそも部屋が狭く「捨てられない症候群」の私のクローゼットは満員電車のよう。もうコート一枚も架けられない状況ですが、このライトヒートカーディガンは小さく丸めて袋に入れ、カゴの中にでも放り込んでおけばいいわけですから。

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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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