“ちょっとだけ可愛い”ブラウス

アウターいらずな陽気の日には、心も軽くなる。高揚感に流されるがままに、最近はさらにショッピング欲が上昇中です。着たい服を挙げるとキリがないのですが、今季は特にロマンティックやガーリーというワードに食指が動きます。とはいえ、悲しいかな童顔がさらに若返ってしまうため、安易にフリルを増量したりリボンを添えてみたりするのは危険。理想は“ちょっとだけ可愛い”くらいのエッセンスがある服です。その理想を追い求めて街やネットを徘徊する日々でした。が、ついにこのブラウスに出合ったのです! ウェブで発見するやいなやポチっとしてしまった一着。

マルケス アルメイダのブラウスです。オールホワイトかつギャザーという甘い要素を備えつつ、全体的にはどこかモードな存在感。モデルの着用写真を見て「なんだかこの服おしゃれに見える!」という安易な思考で即決しました。実際に着てみると、その絶妙なさじ加減はディテールにあるような気がします。たとえば肩の切り替え部分が落ちるような、あえてのオーバーサイズ。スリーブも私にはかなり長いのですが(笑)、袖口の紐を締めてまくり調節しています。手首を出すと「その服、大きすぎない?」という印象をほどよく軽減できる……と、個人的には思っています。また、裾や袖が切りっぱなしというのもぐっとくる。細かいことですが、この不完全な処理によってクリーンにまとまりすぎずいいんです。基本的にワン・ツーなコーディネートが多いので、ばさっと着てパンツにスニーカーでもサマになるトップスは重宝します。今夏まで大活躍すること間違いありません。ただ、真っ白ゆえに汚さないよう緊張感がかなり高まります。おかげで食事の際の姿勢がよくなりました。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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