2017.05.16

小花柄のパジャマで寝間着考

皆さんは寝るときに何を着ていますか?

私はパジャマを着ることもありますが、着古したTシャツやスウェットであることもしばしば。こんな仕事をしていながらお恥ずかしいことに(ここから小声で)おしゃれより快適さが優先になっていることは否めない。

おしゃれな人が何で寝ているかふと気になって聞いてみると、某プレスの男性はさんざん着倒したエルダー・ステイツマンの高級カシミヤニットを寝間着にしているとか。同じ「着古し」でも断然ラグジュアリーな感じがいたします。

全裸で寝るという方もたまにいますね。ダサいTシャツをまとうくらいなら裸の方がむしろおしゃれかもしれません。全裸に白いシーツというのはマリリン・モンローやブリジット・バルドーのようですしね(冷え性の私には逆立ちしたって出来ない芸当)。そういえば全裸で鏡台に座ってメイクアップするという強者な女性もいましたっけ。

そんなこんなで寝間着こそちゃんとせねばと反省している最中、NY出張でダウンタウンのSleepy Jonesに行く好機に恵まれました。ここんちを象徴するストライプやチェックのメンズライクなデザインももちろん素敵でしたが、目に飛び込んできたのがこのリバティ・プリント。以前お気に入りだったデッドストックのパジャマの柄とそっくりだったのもあり(昨年起き抜けにストレッチをしたところ背中がビリッと裂けて悲しく別れを告げました)、即購入。全身小花柄なんてファンシーにならないかしら? とやや不安に思いましたが、着てみると黒のパイピングがキリッときいていてとてもモダンです。

そもそもSleepy Jonesはピカソなど昔のアーティストが着ていたような洒落たパジャマを作りたい、というところから始まったと聞きます。Tシャツではなくパジャマをパリッと。たしかにそれだけでおしゃれ度が格段に上がりますよね。

昨今はナイトウェアをあえてファッションとして着こなすのが面白いですが、Sleepy Jonesはその最たるもの。ガウンやパジャマシャツをアウターとして着こなすモードラバーも多いです。このリバティ・プリントのパジャマも外デビューさせてみようかしら。

寝間着とは本来(限られた人をのぞいて)他人からは見えないものですが、今は街にも着ていけるデザインかどうかが選ぶ指標だと言えますね。

SPURGRAMより。カメラマン赤尾さんのはおりはSleepy Jonesのガウン。

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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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