噂のハーブチンキ、始めました

 以前から某メイクアップアーティストの方のインスタグラムでアップされているのを見たり、「いいらしいよ」という噂を聞いて気になっていたんです。ハーブチンキ。その耳慣れない言葉に私も一瞬「なんだそれ!」となったのですが、このたび、7月23日売りの9月号で特集する予定で、取材を進めています。要はハーブをウォッカなどのアルコールに2週間ほど漬けたもの。かの有名な養命酒もウェブサイトには「生薬をチンキ剤製法に準じて浸出する」とあり、なんとなく養命酒をイメージすると「ああ、そういうことか」とぐっと親しみやすくなりかもしれません。

  いわゆるハーブティーは、ハーブの水溶性成分しか抽出できないのですが、アルコールに漬けることで植物の油溶性成分(エッセンシャルオイルなどはこの成分を抽出していることになりますね)と水溶性成分の両方を抽出できて、ハーブの成分を効率的に取り入れやすいとのこと。取材中、一緒に担当してもらっているライターF氏が「そういえば、昔、おばあちゃんがきんかんをお酒に漬けてて、のどが痛いときによく飲まされた!同じことだね」と教えてくれたのですが、日本でも植物や果物をお酒に漬けてそれを飲み、体調管理をするというのは古くから取り入れられていたんですね。

 現在、植物療法士の方にブレンドしていただいたハーブは写真のように〝仕込み中″につき、出来上がるまでに一緒に調合していただいたハーブティーを飲んでいるのですが、まず寝起きが格段に良くなりました。以前は寝ても寝ても「体がダル重~~」状態で起き上がるのが辛いという日々だったのですが。疲れも残りにくくなってきたようで、ハーブの力を少しづつ実感しつつあります。勢いあまってフィトテラピーを学べる講座に申し込んでみようかとも。 気になるハーブチンキの効果実感は9月号にてレポートする予定です。

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エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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