30代にちょうどいいピアスを考える

ダイヤモンドのピアスは自分にはラグジュアリーすぎるし、パールではフォーマルすぎる。もっとリラクシングな装いにマッチするものはないかしら――。先日三十路という、もう言い訳のきかない年齢をむかえまして、気負いなくつけられてきちんと感もあるピアスを探していました。ようやく見つけたのはこちらのむき卵のようなピアス。葉から滴る大粒のしずくをそのまま閉じ込めたようです。

天然の水晶をまぁるくカットして磨き上げ、ちゅるんとした質感に。ダイヤほど輝かないけれど、ちゃんと顔まわりに透明感を与えてくれる。パールほどフォーマル感はないけど、ドレスにもマッチする。それでいて肩の力の抜けたスタイリングにもしっくりくる。尖ってもないし甘くもない、派手さもない、ニュートラルな佇まいが今の自分にちょうどいいんです。

ときには背伸びした買い物で自分を奮い立たせるのもいいけれど、年を重ねるごとに、その時の身の丈にあったジュエリーを選ぶのもいいものだなぁと思います。

わたしの中で、石ものならここ!と決めている素敵なジュエリーブティック、SOURCEにて出合いました。ほかにもモダンなジュエリーがたくさん。可愛い宝石箱のような、小さなお店です。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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