「趣味は寝ることです」。そう言い切れるくらい、幼いころから寝ることが大好きです。小学生のとき、『ドラえもん』ののび太君がしょっちゅう昼寝をする姿をテレビで見て、「なんとなくこの人とは友達になれそうだ」と思っていました。それくらい本来寝ることに執着があるのに、大人になると仕事やいろいろがあって睡眠時間を削らざるを得ず、5、6時間寝れたらいいほう、なんて結構ある。ときどき出会う「3、4時間寝られれば平気」と言うショートスリーパー体質(自分より時間を有効に使っているようで嫉妬してしまう)の人をかなりうらやましく思いながらも、「でも、私は5、6時間じゃ足らないんだ!」ずっとベッドの中心で叫んでいました。7、8時間寝ないと睡眠欲求が満たされないのです。
睡眠不足から一歩踏み込んだ「睡眠負債」という概念は、7時間以上の睡眠に固執する自分を「ただの怠惰な人なのかもしれない……」というもやもやとした疑惑から、軽やかに開放 してくれました。特に日本は睡眠時間が6時間未満の人の割合が他国よりも多いそうで、「やっぱり日本人は忙しく働きすぎなんだ!」という、青臭い義憤すら覚えたくらいです。
7、8時間確保できたときも(あるいはたとえ5、6時間でも)睡眠のクオリティだって高めたい。そう思って最近愛用しているのがWELEDAのラベンダーナイトオイル。より良い睡眠やリラックスのためのオイルで、まさに睡眠負債対策にうってつけ。WELEDAといえば、1921年の創業時から植物の持つ力やサスティナビリティに着目して化粧品などを作り続けているブランド。ナチュラル&オーガニックな化粧品の分野ではパイオニア的存在なのです。オーガニックなラベンダーの精油を、10%以上という高濃度で配合できたのもやはりWELEDAだからこそ。このラベルをよく見ると実は他の製品のラベルとデザインが少し違うことに気が付きます。製品の中でも美容というよりも医療的な概念で作られているものにはこのシンプルなデザインになっているそうで、それだけストイックなオイルとも言えるのです。寝る前に数滴手首や体になじませるだけでふわっとラベンダーの香りが広がって呼吸が自然と深くなる。このラベンダーの香りがくせがなくてとても心地よいんです。そして、直前までスマホを操作していても、スムーズに眠りに入れます。時差ぼけからの復活も早かった気が。裏技的な使い方ですが、風邪をひいて咳がひどくて寝苦しいときに、マスクに1、2滴垂らして寝ると、咳も少しおさまって私は楽に寝られるようになりました。ただ、残念なことが1つ。今人気が集中しているため、ウェブサイトでは入荷待ち。生産するのに他の製品よりも時間がかかるそうです。コスメキッチンなどでも取り扱いがあるので、もし店頭で見かけたら即買いをお勧めします!
主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。