ここ何年か壁掛けカレンダーというものを買っていなかったのですが(というかカレンダーはiPhoneで事足りてしまう昨今、皆さん大判のカレンダーって使っていらっしゃるんでしょうか……)、久しぶりにコレがほしい!と思うものに出合いました。それがこのワンチャンカレンダー。
犬といってもただストレートに可愛いワンちゃん写真が掲載されているわけではありません。手がけているのはロンドンのフードカルチャーマガジン『The Gourmand』。登場するのは、食べ物に由来する名前の犬ばかりなんです。“フーディー”な名前がつけられた犬たちと関連する食べ物の眼福ビジュアルにうっとり。たとえば、蜂蜜と“ハニー”くん(ちゃん?)、紅茶と“ビスケット”くん、山盛り麺と“ヌードル”くん、ドライマティーニと“オリーブ”くん……。このモデル犬たちは一般公募からも採用されているようなのですが、なんだかそのネーミングに妙に納得してしまう風体の子が多く、思わず顔がほころびます。逆に、まったくその食べ物を連想させない姿のワンチャンもいて「なんでこの食べ物の名前をつけた……?」と、エピソードを妄想するのもまた楽しい。この子の好きな食べ物なのかしら、とか。ぱらぱらめくるだけでも、表情豊かな犬たちに心底癒やされます。
このプロダクトは毎年展開されているのですが、今年は戌年ということもあり、まさにぴったり! 販売収益は恵まれない犬のレスキュー団体にチャリティーとして寄付されます。購入は『The Gourmand』のオフィシャルショップから(品切れになったり補充されたり……のようです)。ぜひチェックしてみてください。価格もひとつ15£とそんなに高価ではないので、ぜひ2018年は壁掛けカレンダーをいかがでしょう?
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。