あたたかい家の中で録画したドラマでも見ながら(年末は「監獄のお姫様」と「陸王」)ぬくぬく編み物、という時間がこの時期の至福です。昨シーズンから持ち越したケーブルニットを編みつつも、今年はなんだかモヘアニットが着たい気分だな、とふと思いたち、ある日手芸店へ行きました。毛糸コーナーには編んだ状態が想像できるように編み地見本が飾ってあるものなのですが、そこに気になる糸と見慣れないブランド名を発見。よくある「パピー」や「ハナマカ」ではなく、その名も「DARUMA」。すごく発色も手ざわりも良い糸だったのですが、肝心の商品(毛糸)が品切れだったので帰ってからネットで通販できないかと検索。そこでやっと合点がいったのですが、実家によくあった手縫い糸「ダルマ印」の会社ではないですか! 急に昔なじみに会ったような気持でDARUMA STOREのサイトを見ていると、ウェブサイト自体がおしゃれ。そして、毛糸のラインナップを見てみたら、その素材感や色みの今っぽいこと。突然編み物欲に火がついてポチったのが、写真のモヘヤのラグランスリーブセーターのキットです(毛糸と編み図がセットになっています)。アイシーなミントカラーがとてもかわいく、ちょっと短めの袖やコンパクトなシルエットデザインはデイリーに着られそう。エディターYも以前書いていましたが、手編みって編むのは楽しいのですが、パターンが古かったり、毛糸の色が微妙だったりすると編んだことに満足してお蔵入り、ってことになりかねないのですが、DARUMAの糸やキットはその辺がとてもよく考えられているうえに、リーズナブルなところも素敵です。
11月にポチってからちょっとずつ編んでいたのですが、時間が足りなくて結局冬休みの自由研究(?)課題となりました。このほかにも赤の発色が良いシェットランドウールの毛糸もすでに購入済み。これでアランニットを編むのも楽しみなのですが、今シーズン中にどこまでいけるか気持ちは焦り中。延々と編み続ける姿に冬休みの実家でも呆れられムードですが、これって男子がガンダムなんかのプラモデルにはまる気持ちと似ているのではないかと思うのです。「編み物は女のプラモです!」と、声を大にして言いたい。そんな冬です。
ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。