色が溢れるパラダイス、メキシコ~グァナファト編~

Hola!! ちょっと早めに夏休みをいただき、メキシコを9日間旅してきました。SPURではおなじみひとりっP先輩をはじめ、スタイリスト影山蓉子さんなど、さまざまな人が絶賛していたメキシコ。実際に行ってみるとそこは、想像以上の楽園でした……。た・の・し・す・ぎ・る! その魅力を伝えるべく、今回から数回にわたって、メキシコ紀行をお届けしたいと思います。

まずはグァナファトという都市について。百聞は一見に如かず。見てください!この、あらゆるカラーがちりばめられた町並みを!

この美しい市街地と周辺の銀山は、世界遺産に指定されています。グァナファトへはメキシコシティから高速バスで4~5時間。私は運悪く渋滞にはまり、なんと9時間もかかりました。冷房ガンガンの寒い車内ではリアルに震えましたよね。もしこれから行こうという方がいたら、ぜひ厚めの羽織りを持って行ってください。実は夏のメキシコ、けっこう冷えます。そんなこんなで着いたのは夜中の2時。たっぷり睡眠をとって、翌朝この町並みを展望できるピピラの丘へと向かいました。

ピピラの丘へは町の中からケーブルカーが出ていて、あっという間に登れます。ケーブルカーの乗り場へも、迷うことはありません。グァナファトは町自体がとても小さいので、すべて徒歩で回りきることができるんです。丘に着いてからの景色は、もう圧巻。360度宝石箱をひっくり返したようなカラフルな町並みが広がっています。生きてて良かった~。

この丘からは、徒歩でも降りることができるのですが、その下り道も色と色が競演していて楽しいんです。

お花屋さんも、こんなにかわいい。

グァナファトの町の中には小さくて素敵な雑貨店がたくさんあります。ブリキでできたデコレーション雑貨「オラハタ」を売っている店があったり、タイルを売っている店があったり。カラフル&キュートなモノの洪水に、興奮がおさまりません。看板などは出ていないので、一軒一軒中をのぞきこみながら歩きます。

そしてグァナファトへ行ったら必ず訪れたいのが、イダルゴ市場です。アーチ型の天井が開放的で気持ちの良い空間。2階建て構造の建物内に、食品、民芸品を扱うお店がひしめきあっています。

今回のお目当ては、なんといってもカラフルなかごバッグ。数年前にスタイリスト影山さんが持っているものを見て「かわいい!どこで買ったんですか?」と鼻息荒く聞いたら、グァナファトのこのイダルゴ市場である、と。実は今回メキシコ行きを決めた要因のひとつがそれだったんです。

探し回るものの、なかなかそれらしい店がなく。朝早いから店が閉まっているのかもしれない……と、諦めきれずに夕方もう一度くると……あったーーーー!! ありました。マリア様のワッペンが張り付けられた超ど派手なバッグ!

このカラフルなかごバッグとマリア様のワッペン自体は、それぞれメキシコの民芸品としては一般的なものなんですが、組み合わせられているのはなかなか見当たらないんです。その上このイダルゴ市場の一角に売っているバッグは、持ち手がリボンでくるまれているためケバケバせず、持ちやすいんですね~。なんといってもこの、"ギリギリ"感がたまらない。シンプルなスタイリングにあわせてこの夏ヘビロテすること間違いなしです。

グァナファト滞在記はとりあえずここまで。次回は芸術の街・サン・ミゲル・デ・アジェンデの情報をお届けします。アディオス!

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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