カシオの腕時計のなかで、数千円で手に入る通称「チープカシオ」。そのなかでも、ロングセラーのアナログ3針ラウンド時計、MQ-24-7B2LLJF のルックスが可愛くて早速ポチりました。実際に使ってみたら、ちょうどいい。その理由をご紹介します。
安い
希望小売価格¥2900、アマゾンなど実勢価格では野口英世お一人様でおつりがくる、とても手頃なプライス。クォーツ式で精度は高く、日常生活用防水も。コストパフォーマンスは言うことありません。
薄い、軽い
薄さ7.8mm、軽さ20g。樹脂ストラップはフィット感があり、1日中つけていても疲れ知らず。薄いので、今の時季、ニットの袖口に引っかかることや、アウターを邪魔することがありません。ルックスの面でも、もこもことボリュームのある冬服を軽やかに見せてくれるメリットも。公式サイトをみるとメンズタイプとありますが、女性の腕にも収まりがいいサイズです。
チープだけど品がある
文字盤は真っ白ではなく、少し黄みがかった白で、落ち着きがあります。はっきり言うと、安っぽくない。インパクトの強いゴシック系の数字が、ほんのりと懐かしい近未来感を香らせつつ、今見てもとてもモダンです。ケース、ストラップの質感はマット。チープアイテムならではのキッチュな魅力もありつつ、全体としては品の良さを感じさせるデザインなのです。
服と合わせやすい
シンプルなので、包容力が高く、スタイリングに取り入れやすい。
実は、チープカシオを買うきっかけになったのが、ここ数年使っているG-SHOCKより控えめでスタイリングしやすいものを探していたから。あくまで個人的な感覚ですが、例えるなら、G-SHOCKはニューバランス、こちらはスタンスミス。それぞれ良さがあり、スタイリングで主張しすぎず、品よく受け入れてくれる懐の深さは、昨今スタメンの足元、スタンスミスと共通するものを感じます。
ちなみに、G-SHOCKはMHL.とのコラボレーションモデルを愛用していて、こちらはこちらで名作。あえてボリュームやスポーツテイストを効かせる時計としてこれからも使いたい。
抜群の視認性
使ってわかった凄さ、とにかく見やすい! そろそろタイムリミットが、と焦っている時にも、正確な時刻が目に飛び込んできます。もし自分が学生だったら試験の日は間違いなくこの時計を使う。秒針の音が静かなのも試験向き。
以上、スタンダードなチープカシオがちょうどいい理由でした。スニーカー感覚でスタイリングのネタのひとつに加えてみてはいかがでしょう。
日々、モード修行中。メンズとレディースを行ったり来たりしています。書籍担当。どうぞよろしくお願いします。