2018.03.28

マイ・スタンダードはトーガ プルラのブーツ

突然ですが、私の座右の銘は「面白半分(ハーフ・シリアス)」です。四字熟語のほうではなく、学生時代に古本にはまっていた時に出合った、同名の雑誌のタイトルから。70年代前半に発行されていたサブカル文芸誌で、捨てられずに取っているのが、吉行淳之介責任編集バージョン。それはさておき、そのモットーのもと、自分のファッションも半分まじめだけど、半分面白くないと物足りないと思うようになりました。

こちらは5月号より。自分にとってちょうどいいモードってなんだろう、と考えるきっかけになればうれしいです。
こちらは5月号より。自分にとってちょうどいいモードってなんだろう、と考えるきっかけになればうれしいです。

4月号から始まった、榮倉奈々さんのワードローブ連載を読んで、改めて、自分にとって必要なアイテムって何だろうと考えたんです。

一番に頭に浮かんだのが、トーガ プルラのアンクルブーツ。
確か4年ほど前に購入したかと思います。トラディショナルなウェスタンブーツの形に、トーガらしい4連のバックルが目印。赤が好きなので、これを見た時に絶対買う!とセールになるのをじっくり待った記憶が。柔らかいスウェードが心地よく、一日中、毎日履いていてもまったく疲れ知らず。シンプルなスタイルにも個性を与えてくれ、デザインの強い洋服にも負けないオーラが素晴らしい。シンプルで、作りのいいものにも憧れるけど、これを履いている日は、自分らしくてなんだか落ち着きます。定番デザインなので、今季も新作が登場していますよ。ぜひ一度試してみてください。とてもおすすめです。

保存

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

記事一覧を見る