すごい職人技に考え抜かれたデザイン、贅沢な素材。仕事柄、服に感心することが多々あります。限られた人にしか手に入らない世にも美しい服を見せていただく機会もあります。
そんな中でも、編集部員がとりわけ感心することが多いのが「Uniqlo U」。ご存じのとおり、パリコレでランウェイ・ショーも行うクリストフ・ルメールがデザインを手掛ける服です。研ぎ澄まされたデザインや洗練されたカットは、価格の安さを感じさせません。
しかもシンプルなのに退屈ではなく、おしゃれする楽しさを十分味わわせてくれます。特にパリの風を感じさせる絶妙なカラーパレットには心がときめきます!
こちらは入荷日にゲットしたのですが、後日あっという間に売り切れてしまったと聞いたカーディガン。青みがかった美しいペールグレーがこの春、本当に役立っています。それに加えてルメール本体でもよく使われている、ビクトリアン調のふくらんだ袖のディテール。透かしや放射状の編みディテールが凝っていて、4ケタのお値段とは! 生地もしっかりしていて長持ちしそうだし、一枚で十分主役を張れつつ、はおりとしても活躍しそうな「コスパの良すぎる」服です。
ところで、編集部員たちが展示会で「よくできている!」と感心しきりなのが、ここのスイムウェアです。恥ずかしくなるような余計な飾りがついていなくて、スイムウェアには珍しいニュアンスあるカラーパレット。「こんな水着が欲しかった!」と思わせる洒落たデザインで上下別売り(つまり組み合わせに自由がある)、セットで買っても¥3000しないというのだから、おそろしい!(笑)
発売中のSPUR5月号『大人の「水着問題」ベストアンサー!』でご紹介しています。ちなみに巷の水着は「体型的にチョット……」「デザインがはじけすぎててチョット……」とお感じの方はぜひこちらもご覧ください。
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。