憧れの唇ってありますか? 私が理想とするのは、肌が白くて唇だけぽっと血色よく色づいた唇。例えて言うなら深津絵里さんのような。強めの赤リップが似合う唇も、グロッシーでぷっくりした唇も素敵だなと思うけれど、うまれついて血色の良い唇の美しさには叶わない、と感じてしまうのは、自分の唇の地色が悪いせいなのか。とにかく昔から天然で唇の色が良い人に憧れます。結果、リップを探すときの条件は、「自然に血色が良い人」に見える色。もっといえば「唇がもともと美人」に見える色。色が強すぎたり、艶感がトゥーマッチだったりすると、とたんにこの条件はクリアできなくなるので難題でした。が、ついにこの春出会ったのです。それがこのTHREEの春の新色、リリカルリップブルームの02番。その名も「LIFT YOU UP」。
地色が悪いので中途半端なピンク色が乗りづらい私のリップもきちんとバラ色に染めてくれる上に、その質感は”ローマット”。光りすぎずマットになりすぎずの自然な仕上がりなのに潤いはある(色が乗るリップは渇きやすい、というのは私の偏見ですが)。つけるときちんと感がありつつ、「私いつもこの唇の色でしたけどなにか?」という風情のさりげない華やかさもプラスしてくれる。花粉症の季節もあいまって、ほぼすっぴん状態で暮らしている私の顔面に、それは一筋の光となって輝いたのです。日本人の肌に良く似合うカラートーンも絶妙で、リピート買い決定の名品です。
ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。