インテリアのモチベーション上げBOOK

ゴールデンウィーク、満喫されましたか? 私はGWのにぎやかな情報などを横目に、予定通りどこにも行かないで、普段会えない友達に会ってみたり、壊れたスーツケースを修理に出しに行ったり、と普段なかなかできないことを実行する一週間に。なかでも我ながら「ささやかあ〜」と思う楽しみが、家の片付け。とにかく休みの日に家の掃除や洗濯をしてきれいになった部屋でごろっと読書、というのが最高に幸せに感じる瞬間でして。このGWは特にゆっくり読むのを楽しみにしていた本があったので、もうそれだけで大満足の休暇となりました。


まず、家で片付けのモチベーションをさらにあげてくれたのが、スタイリスト伊藤まさこさんの新刊『本日晴天 お片づけ』。伊藤さんのお掃除や部屋との向き合い方というのは、ほんとに読んでて清々しい。あの棚板を工夫すれば、テーブルをこうしておけば、と自分の部屋が片付いて見えない理由に気が付き、やる気がわいてきます。掃除って義務ではなくて、やればやるほど楽しいのかも!という気持ちになれるのが伊藤さんマジック。おかげで、いつもと視点を変えたお片づけができました。
そして家が片付いたら、今度は物欲。スタイリスト岡尾美代子さんの新刊『ZAKKA Hej! Hej! Hej!』。大好きな岡尾さんの世界を、写真を舐めるように見つめて、かわいいってそもそもどんなことかしら、という命題まで考えてみたりするのも、時間がある休みならではの楽しみです。いつもながらちょっとくすっと笑えるようなアイテムのセレクトや文章で、岡尾ファンとしてはたまりません。
さらに仕上げは”ハコ”の部分。毎年ゴールデンウィーク時期に楽しみにしているブルータスの居住空間学で、どんな家に住んでみたいか妄想タイム。今年も見応えたっぷりでしたが、まさに雑誌を読みながら頭をのせていたマリメッコのクッション(写真)が、ウィリアム・エグルストンのお気に入りとして出てきたのも盛り上がりポイント。すみません、めちゃくちゃ地味な個人的楽しみですが、やっぱり家が整うと心がも整うのではないかと。休み明けで憂鬱な気持ちもありますが、そんな時にまた週末までがんばろう、と思えるモチベーション上げBOOKは心強い味方になってくれる気がします。

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エディターTOTOKI

ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。

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