そもそも、サングラスが気恥ずかしいんです。顔立ち的にあまり似合わない気がするし、なんなら「似合ってないのにサングラスとか気取ってかけちゃってすみません!!」(※あくまでも個人的な感想です)くらいの気持ちにすらなる。だから、なんとなーく外でサングラスを掛けることに二の足を踏んでいました。しかしながら最近のじりじりとした灼熱の日差しは、端的にヤバい。アスファルトの跳ね返りから“目が焼ける”ような感じもあります。外出が多い展示会まわりの日など、帰宅時に目がヒリヒリと充血していることに気づき危機感が倍増。「紫外線は目から入る」といいますし、これからさらにキャンプやフェスなどアウトドアシーンも増えるでしょう。これは似合う似合わないの問題ではなく、身体のためにサングラスを買わねば!と、慌てて走りました。
そんなわけで手に入れたのが、フランスのブランド「IZIPIZI」のサングラス。もともとリーディンググラスからスタートしたという実用的な背景がありながら、そのデザインはすっきりとモダン。私はべっこうのタイプを選びましたが、カラーバリエーションも豊富です。そしてどれもマットな質感が洒落ていて、さすがパリ発信。レンズの紫外線カット率は99.9%、透過率も0.10%と優秀。インポートらしく、パッド浅めの設計です。あまりにここに高低差がないと「本当に鼻の低い日本人顔ですみません!!」とサングラスに対して申し訳なく思いますが、ほどよくフィットする高さ。むしろ両目に隙間が生じすぎず、紫外線が入り込むのをガードします。そして、普段からサングラスを持ち運ぶ習慣のない私にとっては、軽量&ソフトなフェルトのケースもかさばらない、というのがけっこう大事なポイント。ちなみに価格は5,000円ほど。レジャーの山中でなくしてもどうにか立ち直れるプライスです。悔しいですけど。レンズもプラスチックコーティングなので気負わず使えるのがいい。こういった紫外線カットのサングラス、多方からラインナップしておりますが、メジャーではないブランドなので人と被らない……のもちょっと大事です。
ひとまず「実用的でおしゃれなのがいい」という私の浅はかな要望を軽やかにかなえてくれている、優秀なサングラスです。目が太陽に晒されてないとこんなにも楽なんですねえ……という人として当たり前のスタート地点に立つこともできました。
さらに余談ですが、同型のキッズサイズも展開されていて、これが本当に可愛くて可愛くて……。誰かの子供に勝手にプレゼントしたい。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。