モードな“ほっかむり”、かぶってみない?

2018-‘19年秋冬パリコレクション。取材前半から、なんだこのムーブメントは!と衝撃を受けたスタイリングがあります。それは、ほぼみんな頭を覆っていたこと。カルバン クラインのファーストルックが「モジモジくん」だったことも記憶に新しく、その流れを汲んだ「目出し帽」「日よけ帽」「ヒジャブ」的な“ほっかむり”アイテムが至る所で目にとまりました。ラコステではアウトドア的に、メゾン マルジェラではPVCの巨大サンバイザー風のアレンジといった感じで。

店頭価格$65でした! 
店頭価格$65でした! 

 あれからおよそ3ヶ月。東京の日差しが強すぎてつらい時期に突入したら、あの“ほっかむり”が使えるのではないかと思ってきたんですよ。そんなとき、出張先のNYで見つけました! オープニングセレモニーのオリジナル“ほっかむり”。フロントに向かって幅広くなるブリムと、ちょうど肩のラインでおさまるネックラップのバランスがいい感じ。野暮ったいんだけどシャープ、という昨今トレンド的に重要なツボをついています。チェックや単色もありましたが、ガーリー好きな自分には、濃いめの小花柄がヒット。かなり癖のあるアイテムですが、それでこそモード(笑)! めっちゃ電車で怪しまれそうなので、まずは休日の公園スタイルで慣らしてみたいと思っています。

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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