厚底スニーカーといえば、NO NAME!

ファッションもカルチャーもどっぷり90年代リバイバルにやられている今日この頃です。青春時代に好きだったもの、憧れていたものって、大人になればなるほどその影響力って計り知れないと思います。中学生当時、バレーボール部の同級生にスタイル抜群でモード顔(紋切型の美人ではなく、個性的で強い顔)のおしゃれさんがいました。学園カーストの上位グループに属していながら、少し猫背でアウトローなムードを放っており、同い年ながらかっこいいなと思っていました。ある日彼女が履いてきたのが、見たことのない厚底の白いローテクスニーカーでした。聞けば、ティーンファッション誌をにぎわせていたNO NAMEなるブランド。俄然私も欲しいと内心思いつつも、生粋のひねくれ気質のせいでエアマックスの方向に進んでしまった。。。あれから数十年、あの時素直になれなかった気持ちを救うべく、この夏ついに手に入れましたーーー! 

NO NAMEは1991年にフランスでスタートしたブランド。”ジャストシューズ”というコンセプトをブランド名に反映したそう。「Platform Standard」は税抜き14000円ほど。

毎日履いているため、くたびれており恐縮です!
毎日履いているため、くたびれており恐縮です!

彼女が履いていたものよりソールが薄めのスタンダードなタイプですが、クッション性が高く、他のスニーカーより断然反発が少ない。ヒール高は約4センチ。スタイルアップも叶う優れものでした! この気持ちを誌面にも……と最新の8月号では「白黒つけたい定番名品SPO(すぐ・ポチる・オンナ)」企画で黒バージョンを紹介しています。ほかにもTシャツやら肌着やらトートやら、ファッションプロたちのこだわり定番がよりどりみどり。ぜひショッピングの参考にしてみてください。

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エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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