私の体型は、どちらかといえば痩せ型で、胸も小さめ。ただ残念なことに、胸のサイズと、下着にまつわる悩みの大きさとは比例しないわけで、小さいなりに悩みを抱えていました。とにかく合うサイズが少ないというのがひとつ、そしてみぞおちのあたりにワイヤーが刺さって痛いというのがひとつ(こちらは胸のサイズと直接関係ないのかもしれませんが……)。
とはいえ、毎日下着をつけないわけにいかないので、自分の中でベストな、全く同じものを毎回買っていました。たまに浮気をしてみるのですが、やはりこのふたつの悩みに直面してふりだしに戻る、のくりかえし。今のものは非常に気に入ってはいるのですが、下着とは言っても、同じものばかりは飽きますよね。しかし！ このたび、久しぶりにまた買いたいと思える下着に出合ったのでご紹介します。
それは「 S by sloggi」。エフォートレスな下着が人気のsloggiから、今春デビューしたプレミアムラインで、極上のつけ心地を約束してくれます。アンダーが65cmからあるというのも嬉しく、ワイヤー入りでもみぞおち部分が痛くなったりはしません。いくつかシリーズがあるのですが、私が惚れ込んだのは、「SYMMETRY Top」というノンワイヤーのタイプ。こちらは下着という概念から解放してくれる下着、とでもいいましょうか。文字通り何もつけていないかのような、リラックス感を味わえるもので、休日や長時間のフライト時にもぴったりです。
さらに今なら、作家の金原ひとみさんの短編小説「柔らかな幸福の輪郭」が掲載されたスペシャルなカタログを配布しているそう（※このカタログはS by Sloggi取り扱い百貨店のみで配布しています）。一人の女性の恋愛を描いたものですが、どのような恋人が自分にとって心地がよいのか、ふと思いを巡らすことのできる小品です。
つけ心地のよい下着に身を委ねて短編小説を読む、優雅な日曜の午後をどうぞ。
物心がついた時からパンツ派。今、一番興味があるのは、どうやったら居心地のよい部屋で暮らせるのか。美容、アート担当です。
