2018.11.17

うまい!早い!安い!な名作アイブロウ

大人になったらいつか生えてくると信じていた眉毛が、38年たっても生えてきません。いえ、正確には薄く生えているんですけれど。幼少時、父親から「おまえの眉毛はほんとに薄いから眉に唾をつけておくといい」と適当なアドバイスをされて一生懸命つけていましが、それが文字通りの眉唾だと大きくなって知りました(そしてちょっと恨みました)。アイブロウマスカラも進化していますが、あれは地毛がそこそこ生えている人にしか意味がない。アートメイクという手もありますが、こちらも隠す毛がないと妙にくっきりする気がして気がひける。とにかくいつも私を悶々とさせてきた眉毛問題と戦うべく、ある日広いドラッグストアで、片っ端からアイブロウつけ比べをしてみました。

そこで小一時間ほど粘って試した結果、「これが最高!」と確信したのが、メイベリン ニューヨークの「ファッションブロウ スリム&ソフト」。アイブロウパウダーとブラシ、という組み合わせを使っていた時もありましたが、個人的な結論としては小回りがきいて細部まで描けるペンシル。しかしペンシルだけで眉を描こうとすると眉毛全体をカバーせねばならない私の薄眉では時間がかかりすぎる。このためパウダーチップつきのペンシル、というのがベストチョイスでして、このタイプに絞ってテストした結論です。細身で硬すぎず柔らかすぎのこのペンシルは一本一本の毛を足すように描け、パウダーチップはコンパクトかつ先に向かってとがったデザインなので広く眉にのせていくときに細いエリアでも的を外さない。ぼかしたい部分は自然に、くっきりさせたい部分はきりりと描けてメリハリがつけやすく、朝の眉描き時間も短縮されました。お値段も1200円程度。あまりの使いやすさにすでに写真はリピート3本目です。発売が2014年ということから推察するに、私のような薄眉層からの根強い人気があるのではないかと。決して廃盤になりませんように……、と店頭で見かけるたびに薄眉の下から熱い視線を注いでいます。

左がパウダーチップで右がペンシル。ペンシルがなくなるまでパウダーも持つのでストレスなく使いきれます。
左がパウダーチップで右がペンシル。ペンシルがなくなるまでパウダーも持つのでストレスなく使いきれます。

エディターTOTOKIプロフィール画像
エディターTOTOKI

ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。