11月も半ばを過ぎ、東京もだいぶ寒くなりました。こうなるともう途端に朝起きるのが辛くなってきます。冷えのためにも夜はゆっくりお風呂につからなければと思うのですが、力尽きて寝てしまうこともしばしば……加えて、加齢のせいか、とにかく寝ても寝ても疲れがとれない。家庭に中年がふたりいるとお互いにあちこち不調だらけ。自ずと会話も健康関連のことが多くなります(悲しい話ですね……)。
ある日夫が「これ飲むことにした」と持って帰ってきたのが、見覚えのある真っ赤な箱。「養命酒」といえば、おじいちゃん、おばあちゃんが飲んでいた古臭いものというイメージだったんですが、なんとこれ第2類医薬品なのですね。滋養強壮剤として、胃腸虚弱、食欲不振、肉体疲労、冷え性、血行不良、虚弱体質などへの効果が証明されているんだとか。ちょうどInstagramで養命酒を絶賛しているポストを読んだばかりということもあり「私も飲む!」と早速のっかることにしました。
ラベルには1日3回、食事前か就寝前に各20mlを服用せよ、と書いてありますが、昼間はさすがに飲めないので、朝起きたときと夜寝る前を基本に。忘れることもかなりありますので、気が向いたときに飲むというゆるい感じで始めたのですが、寒くなってきて、改めてその効果を実感しているところです。寝る前に飲むと、布団に入ったときの手足のポカポカ具合が全然違う! 体調にもよるんですが、次の日わりとパチっと目が覚めることが多いです。味はシナモンがきいた甘いリキュールという感じで、意外に飲みやすく美味しい。年末の慌ただしい季節、冷え・疲れ対策におすすめです。
ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。