「ヴァレンタイン」と聞いて頭の中で鳴るのが、国生さゆりwithおニャン子クラブの「バレンタイン・キッス」なのか、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」なのか。によってジェネレーションがバレるという説もありますが、とにかく今年もその日が近づいてきました。
30代になったら焼き肉がそんなに食えなくなった、みたいな感じで、あんなにチョコレートが好きだった私も、いまやモソモソした甘すぎるものは受け付けず……。
そんな私が久々に「エンドレスに食べたいっ」と思ったのがこちら。ル・ショコラ・アラン・デュカスの「フリュイ・コンフィ」ジンジャー。生姜風味、なんてもんじゃなく、まるっと生姜の味がします。ジーンと来る刺激がチョコレートの甘さと溶け合い、後を引くおいしさ。まさにお互いを引き立て合う大人のグッドカップル!
実はこちら、本誌の連載でもおなじみの山崎まどかさんのフランス土産でいただいて知りました。パリ出張のたびにギャラリー・ラファイエットのグルメ館(よく聞かれるんですが、別館があるんです)の1階の店舗に駆け込んでいたわけですが(地下にいくとバターコーナーに列をなす日本人に遭遇。自分も参加)。なんと日本にも店舗ができたんですね!
というわけで、僕甘いもの苦手なんだよねと言いながらあげないとむくれる小難しい男性とウッカリ付き合ってしまって何をあげたらいいんだか、と悩んでいる方にオススメです。女だからって全員スイーツ好きってわけじゃないのよ、という女性もご自身用にいかがでしょうか。
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。