コンクリート打ちっ放しの寒々しい家に住んでいるので、帰ったらまずエアコンをつける日々を送っています。しかも設定温度を上げられるところまで上げるフルパワーで。それでもなかなか暖まらないので、もちろん寝る時も消せません。
でもそうすると、起きる頃には全身がめちゃくちゃ乾燥しているんですよね……。喉はカラカラ、肌はパリパリ、どことなく目覚めも悪い。そしてエアコンの使いすぎで環境にも悪い。これはさすがに寝るときくらい消せないものかと思った時、D&DEPARTMENT TOKYOで目に入ったのが、ドイツのブランド・ファシーの湯たんぽです。
正直湯たんぽって、お湯を入れるのめんどくさそうとか、いきなり漏れ出したりしないのかなとか、結局すぐ冷たくなりそうとか……不安要素しかなかったのですが、すごく高価なものでもないしものは試しだ、と思い切って買ってみたら、これがなかなかの働きっぷりだったのです。
もちろんお湯を沸かして入れる、というひと手間はあるものの、口が漏斗状になているので注ぎやすく、蓋をしっかり締めればこぼれることもありません。さらに、ボディーに使われている合成樹脂PVCの凹凸のおかげでカバーなしでも表面が適温に保たれます。
私は末端が冷えるので、ベッドの足の方に入れているのですが、これがもうぬっくぬくのぽっかぽかなんですよ! しかも朝方まで結構な時間冷めません。そのおかげで睡眠の質が高まるのか「よく寝たー」という満足感を伴って起きられるように。
さらにこの商品、最終的にしかるべき場所に送ればサーマルリサイクルしてもらえるので、サスティナブル的にも優秀。温かいし、乾燥しないし、環境にも優しいし、湯たんぽって最高じゃないか、と身も心もホクホクで愛用しています。
好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。