プロフィールにも書いているのですが、大のイチジク好きです。香りはもちろん、果実も大好きすぎるがあまり、実家の庭に木を植えてしまったぐらいお気に入りです。と言っても、夏の終わりから初秋が旬の果物。常に気軽に買えるものでは無いのが悲しい……。その寂しさを紛らわせるために、数年前からイチジクが少しでも使われている香水やハンドクリームを集めています。鉄板の香りという訳では無いので、あまり出会えないのですが、見つけては購入し、少しずつコレクションしています。今までは圧倒的イチジク感が魅力のディプティックのフィロシコスが一番のお気に入りだったのですが、最近新たなアイテムがそのラインナップに加わりました。
こちら、アンドレ・プットマンの「フィグ アン フレール」です。フランスを代表するインテリアデザイナーがプロデュースしている香水シリーズの内の一つ。名前が示す通り、ワンプッシュするだけで、イチジクのフルーティーな香りが辺りに漂います。それもそのはず、トップノートに「フィグリーフ」、ミドルノートに「フィグウッド」が使われ、イチジク尽くしの一本になっています。と言っても、イチジクだけでなく、ほんのりローズの香りも混ざり、柔らかな印象になっているので、想像以上に使いやすい。お風呂あがりのような香りもするので、好きな方が多いのではないでしょうか。少しずつ春の気配が近づいてきているこの季節にぴったりな香りだと思います。
そして、ボトルもさすがのアンドレ・プットマン!という可愛さです。正面から見るとシンプルな印象のデザインですが、裏側から見ると、ラベルの一部にぽっかり穴が空いているのです。その穴から内側に描かれているアンドレ・プットマンのシグネチャーサインを覗くことができるさりげないデザインが心にくい……!陽にかざして見ると、良く見えますよ。
この他にも数種類香りがあり、どれもほんのり甘い香りを爽やかにまとめているものがほとんど。あまり香りの主張が強くないので、仕事中にもピッタリだと思います。トライしやすい30mlから展開しているので、好みの香りを探すのも楽しそうです。
ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。