いい歳の大人になってくると、肌の透明感がなくなるせいか、似合うリップの色が限られてきます。というわけで最近はもっぱらつけるとしたら赤(ざっくり真紅からボルドー系)、それ以外は無色透明のリップクリームという具合です。このシェードだと、つけ心地が重くて”固形感”がつきまとうものが多くないですか? すぐにパサパサしてきて、何度も上からリップクリームを重ねてしまうことも。
「リップが重い、重い」と億劫がっていたところ「こちらはどうですか?」と美容担当エディターに差し出されたのがこちら。クリニークのドラマティカリー ディファレント リップスティック。まさにドラマティックに、他のリップスティックとはディファレントでした!
ちょっと使い込んだので真ん中も赤になってしまっていますが、もともと真ん中は白くなっていて、コラーゲン生成を促すペプチドを配合しているとのこと。リッチなトリートメント成分も含まれていて、まず塗り心地がなめらか。美容オイルを唇にのばしているかのような、ツルッツルの質感に癒されます(笑)。
この感じだと発色はシアーなのかな~と思いきや、くっきりと色づく。オンライン限定色も含めなんと50色も揃うようなので、カラーによって発色具合は違うかもしれませんが、わたくしが手に取ったこの「レッドアラート」の場合は見たままです。華やかな赤が、くすんだお疲れ肌もパーッと引き上げてくれる。先日、子供の卒園セレモニーがあったのですが、当日撮影した写真を見て我ながらビックリ! 別人みたい! と。大体は、自分の写真を見ると現実に目をそらしたくなりますが、このリップを塗った際の肌が明るく発光しているかのようで思わず「ウフフ♥」と二度見してしまいました。
セレモニー中はなかなかお直しが出来ないものですが、半日はリップクリームの上塗りなしにいけるくらい、「ツヤツヤぷるん」の状態が長持ち。謝恩会で飲み食いしたり、おしゃべりしたあとも「すぐ取れちゃった」ということもなく、色もわりと持っていました。
出会いと別れの季節、セレモニーも多い時期ですが、他とはディファレントな赤リップ、いかがでしょうか。
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。