蔵前にあるPatisserie FOBS(パティスリー フォブス)を知っていますか。ケーキや焼き菓子が美味しいのはもちろんのこと、ここのゴーフルは本当に身悶える味わいなのです。
フランス北部の都市、リーフの銘菓であるゴーフル。ワッフルのような生地にクリームを挟んで焼き上げたお菓子です。たまにお土産でいただくフランスの名店、Méert(メール)のゴーフルが大好きでした。
さて、とある夜、東日本橋の老舗焼鳥店、江戸政で生タタキを堪能したあとに訪れたのがこちらのパティスリー。食に詳しいライターの方に近所なら、と教えてもらって早速訪れることにしたのです! 持ち帰ろう、と思っていたのですがせっかくなので4席のイートインシートに腰掛けてゴーフルを食べることに。冷凍で保管され、解凍後は冷蔵保存で翌日までしかもたないという“生菓子”であるという点が特徴的です。着席したらさっそく、半解凍状態のゴーフルをいただきます。口に運んでみると……それはもう、膝から崩れ落ちるんじゃないかという感動でした!! ジャリっとしたバニラビーンズの食感と、ブリオッシュ生地のふわっとやわらかい甘さが広がって、まさに口福。貴族のティータイムってこんな感じかしら……みたいな脳内妄想まで捗ってしまう。
ゴーフルの生地のちょっと固めなイメージを軽やかに覆されます。ふわっふわなんです。とてもリュクスな佇まいなのに、ほっとするあたたかみも感じられるという不思議なおやつです。最終的に、クール便で配送してもらえる8枚入りのボックスも購入して、じっくり家でも堪能したのでした。それが上記の写真です。通販で注文することも可能ですよ。
ちなみに、イートインで同時に食べたこちらのガトーフレーズも最高です。断面美にほれぼれ。クリームといちご、スポンジが丁寧に層を成していて、決して重くないのに充実感はたっぷり。大満足な夜になりました。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。