2019.09.20

NYで出合えた、BODEの“キュロット”

先週、ニューヨークコレクションに行って参りました。そのときに絶対買うぞ!!とかねてから決めていたブランドがありまして。以前SPURでも取材をした、BODEです。手がけているのはエミリー・ボディ。ヴィンテージキルトを用いたり、民族的なクラフト感が漂いながらもモードな存在感を放つデザインが魅力。懐かしいムードとユニークなセンスの掛け合わせが他にはなかなかなく、ずっとランウェイをチェックして気になってました。メンズブランドですが、刺しゅうシャツやブラウスをはじめ、男女問わず欲しくなるアイテムがたくさん。今回購入したのは、ショートパンツ!

昨年からバイカーショーツがトレンドインするなど、ショート丈のボトムスがじわじわ気になっていたこの頃。なかなか難しそうと尻込みしてしまっていたのですが、ついに挑戦のときが! 裾に施された格子模様と、手仕事のぬくもり残るブランド名の刺しゅうにきゅんときたんです。しっかりした生地感とフレアなシルエットが相まって「ミニスカート感覚でいけそうだよね」というコメントにも背中を押されました。よく考えると、これ昔はよく履いていたキュロット(的な気分で履けるタイプ)なのでは!とひらめくと、その懐かしワードにも気分が盛り上がりまして。Tシャツと合わせると、ややもすると小学生?って感じになりそうなので、きゅっとハイウエストで、センシュアルな白いタイツや、パフスリーブのブラウスなどと合わせて着たい。ロングブーツを履いても素敵そう。妄想は無限に広がりますね。今までチャレンジしたことのないアイテムなので、楽しみです!

余談ですが、私がこの一着を買うまでの執着心は強く(笑)。通常、BODEの服はメールでアポイントを取った上、彼女のアトリエで試着と購入ができます。日本からコンタクトを送っていたのですが、返信がなかなか来ず。現地でも諦めきれずにメールを送り続けていましたが、最終的に今週は忙しくて厳しい、との返答で行けず……。さらにニューヨークコレクション、今年から6日間と日程がコンパクトになったこと、そしてブルックリン(メインはマンハッタンなので、けっこう距離があります……)で開催されたショーが多かったこともあり、以前より体感的に自由な時間もあまりなく。アトリエが厳しいなら、販売されているセレクトショップで買おう!とお昼を食べたあとの15分で、Totokaelo(オンラインストア発祥のリアル店舗)に行くも「入荷が遅れていてまだ入っていないんだ」とのこと。意気消沈したのもつかの間、オープニングセレモニーも近いぞ!と気づいてから即座に移動、入店。そのショップにあったラインナップをチェックし、試着して5分で購入しました……。そして次のショー会場へ。意地でも欲しい!というときの根性は、侮れないですね。

エディターSAKURABAプロフィール画像
エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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