2020.02.02

パール、未来のスタンダードです

未来のスタンダードを手に入れたんだ!

タクーン・パニクガルのデザインによるTASAKIのバランス エラ リング。「気が付けば毎日している」という事実と、タクーン×TASAKI10周年! ということはこれは10年近く前にデザインされたもの……でも全然色あせていない! それどころか、10年後もしているに違いない! という確信から、「自分は、未来のスタンダードを手に入れたんだ!(いい買い物をした!)」と思うに至ったのです!

TASAKI コレクション ライン(タクーンによるコレクション)では、もともとソーンズのピアスを愛用していました。仕事柄リースに伺うたびに、「そろそろ二つ目のタクーンを、しかもやっぱりバランスが欲しい!」……と目をキラキラ、いえギラギラさせながら撮影用のジュエリーを眺めていたりしました。

ソーンズのピアスにも通じるのですが、バランス エラ リングはとにかくいつ何時、どんな格好にでも……それこそTシャツにデニムからディナードレスと何でも合うのです。「いくらこぼれ」の軍艦を思い浮かべてしまうくらい、ぷりんっと指からこぼれ落ちそうな真珠には、直感に訴える可愛さもあります。そのうえ、バランス特有のまっすぐなラインにモダンさが宿っています。

この王冠のようなグラフィカルな地金部分も好き。ちなみに私のリングはサクラゴールド。いわゆる「ピンクゴールド」ですが、独自の「サクラゴールド」という名称を設けているだけあって、「単なるピンクゴールドじゃないのよ」という気概を感じます。通常のピンクゴールドに比べて赤みが抑えられた、独特の色調がオシャレなんです。わたくしの写真の腕が悪いので、実際の色味は店舗や公式サイトでご確認ください。

スタンダートなパールというと、これまではシンプルな一連のネックレスや一粒ピアスでした。もちろん、そちらも永久不滅に素敵なのですが、このリングは、タクーンの”真珠革命”後に生まれた「未来のスタンダード」なんだと思います。

初めて彼のデザインを見たとき、真珠でこんなことしちゃっていいんだ! と驚くと同時にただただ可愛い! と雷に打たれたようにときめいたのを覚えています。タクーン自身もジュエリーのデザイン歴がなかったからこそ大胆にできた、と言っていますが、だからこそ具現化はとても大変だったそうです。職人の方に何度か話を伺いましたが、タクーンの要求が難しければ難しいほどゴーッと燃えて、「どうしたら形になるか」を考えたとか。一見クールなジュエリーですが、そんな熱いコール&レスポンスのもとに生まれたんです。

エディターNAMIKIプロフィール画像
エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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