家にいる時間が急に増えて、そんな時にSNSで流れてくるおびただしい量の情報に触れ、慢性的な不安が拭えなくなっている人も多いのではないでしょうか。そんな時にお勧めしたいのは、写真集です。写真集は、映画やドラマほど集中力を使いたくないし、本ほど頭を動かしたくない、という時にぴったり。ソファに座って半分眠りながら開けば、あっという間にフォトグラファーが描いた夢の世界へ没入できます。
私のお気に入りの1冊は、LA在住のフォトグラファー、ジミー・マーブルの「DREAM BABY DREAM」
ずっと好きでインスタグラムをフォローしていたのですが、昨年ついに写真集が発売されたので買ってしまいました。ジミーさんの写真で好きなのは、胸にキュンとくるポジティブな瞬間の切り取りと、なんといってもこの色使い。パステルカラーとビタミンカラーの掛け合わせを、LAの眩しい光がこれでもかというほど美しく発色させるんです。何回見てもページをめくるたびにドキドキするし、高揚します。モデルと一緒に空の下花畑を駆け抜けている気持ちを味わえます。せっかくなので中面もいくつか紹介しますね。
不安がやまない毎日ですが、家にいる時間は自分の中の「好き」に向き合い、幼い頃育んでいた空想力を呼び戻すチャンスでもあります。この写真集は日本のネット書店で扱っているようなので、ぜひポチッとしてみてくださいね。
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。