10個入りのセット。他にも色々なセットがあります 「名物バタどら」に始まり、「蜜芋安納焼き芋」、「オトナの抹茶どら」、「粒々栗入りマロンどら」、「那須牧場のミルク」「ほろ苦コーヒー」……。箱を開けた瞬間からどれにしようか迷ってしまい、そしてその瞬間もなんだか幸せな楽しいどら焼きのセットに出合いました。このどら焼きは、栃木県にある専門店「ドラヤキワダヤ」さんのもの。お店があるのは栃木県ですが、こちらのオンラインショップでは全国対応でお取り寄せができます。 名物バタどら ドラヤキワダヤさんの特徴は何と言っても和洋折衷なフレーバーバリエーションの多さ。ただし、その攻めの商品展開とは裏腹に、味は甘さ控えめで上品。オーセンティックなんです。そのギャップにまず心奪われます。肝心要の餡は、甘すぎず、後味軽やかでとっても美味しい。しっとりした皮は、素朴な味わいです。それもそのはず、元々は老舗の和菓子店だったということもあって、一文字銅板と呼ばれる銅板の上で手焼きする、昔ながらの製法にこだわって作られているそう。つまり、おなじみの味も、アレンジが効いた味も、伝統と技術に裏付けされている、ということ。 こちらは「オトナの抹茶どら」 これ以外にもカスタードやチョコレートといった定番の洋風アレンジはもちろん、季節限定で発売されるというチョコミントやモンブラン、とちおとめ苺風ショート(苺ショートケーキ風らしです)も気になります! 和菓子が苦手な人でも絶対楽しめるラインナップは差し入れとか、ホムパなんかに呼ばれたときの手土産にぴったりではないですか。 実は幼い頃はどら焼きが苦手だった私ですが、最近は食べるとホッと安心するようになりました。味覚の好みは記憶によってどんどん刷新されるものなのかもしれません。昔ながらの味が根底に流れているものは、どんなにアレンジが加えられていても、やっぱり落ち着くなあって思うのです。 エディターASADA 主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。 記事一覧を見る