ティファニーで、ペンダント

2020年下半期のマイブームは、「リバイバル」です。毎日のように見ているKポップのミュージックビデオの影響で、可愛いチャームネックレスを、数年ぶりに身につけたくなりました。こちらのネックレスは3年ぶりの登板。ティファニーのハート&アローペンダントです。

ティファニーというジュエリーブランドへのイメージは人それぞれなのではないかと思います。『ティファニーで朝食を』的な王道クラシックだったり、華奢なエレガンスだったり、昨今はハードウェアなイメージもあるかもしれません。私にとってそれは、チャームが可愛い!でした。学生時代にオープンハートやビーンシリーズが大人気だったのです。

当時は買えなかった憧れのアイテム。30代後半の誕生日に、やっと手に入れました。きっかけは、スタイリストの清水奈緒美さんが、とある企画のスタイリングでハートアローのペンダントを使っていたこと。別ブランドのものでしたが、キュートなチャームを大人が身に着けるって、素敵! いやむしろ、大人だからこそ、いわゆる“抜け感”や“遊び”になり、洒落ているのだと教えていただきました。

迷彩柄のスウェットにも合わせちゃいます。
迷彩柄のスウェットにも合わせちゃいます。

そこで、チャームといえば、やっぱりティファニー! 数あるコレクションの中から選んだのが、こちらです。パブロ・ピカソとフランソワーズ・ジローの娘、パロマ・ピカソによる作品。1970年代にニューヨークに溢れていたグラフィティからヒントを得たシリーズのハート&アローです。手書きならではの流線がとても美しいのはさすが、という感じですが、純粋に、デザインが可愛い! シルバーはスウェットやニットなどカジュアルなアイテムにさらっと合わせられるので、ほぼ毎日身につけています。そして、鏡を見るたび、ついつい笑顔になってしまいます。

 

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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